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虎の門病院 血液内科 医長
梶 大介 先生
収録日
2022年12月12日 虎の門病院
※:ベスポンサの効能又は効果は「再発又は難治性のCD22陽性の急性リンパ性白血病」です。
紹介した症例は臨床症例の一部を紹介したもので、全ての症例が同様な結果を示すわけではありません。
患者背景と当院紹介までの治療経過
ご紹介する症例はPh陰性ALLと診断された50代の男性です。他院で抗がん剤治療により初回寛解を達成し経過観察を行いましたが、4年後に再発しました。翌年、臍帯血移植を実施するも約2年後に再発しました。
MA療法とアントラサイクリン系抗がん剤治療で再寛解を得た後、2回目の臍帯血移植を実施しましたが、今回も約2年後に再発しました。2回の移植により心機能が低下しており、3回目の移植の可能性を求めて当院に紹介となりました。
転院時の骨髄芽球割合は52.2%でした。DeVIC療法を実施した後も、末梢血芽球割合が50%と奏効を認めなかったため、ベスポンサ治療に切り替えたところ、1サイクルで寛解を達成しました。移植目的の転院でしたが、全身状態から3度目の移植はリスクが高いと判断し、ベスポンサ投与を継続しました(計3サイクル)。現在、約3年間寛解を維持しており、外来での経過観察を継続しています(図1)。
本症例は化学療法が奏効せず、全身状態が悪い症例でしたが、ベスポンサ投与1サイクルで寛解を得ることができました。また、ベスポンサ2サイクル目以降は外来による治療と経過観察で対応できたことは、長期にわたる入院を必要とせず、患者にとって大きなメリットであったと考えます。
● 化学療法と比べ高率に得ることができる寛解(図2)1)は、治療期間中の造血機能改善に伴う治療全体のマネジメントのしやすさにつながる可能性がある。
● 週1回1時間以上の点滴静注による外来治療が可能であり、患者は社会生活を可能な限り維持しながら治療を実施できる。
再発・難治性ALL患者の中には、年齢や全身状態、または社会的・経済的など、様々な理由から移植が実施できない患者も多く存在します。そうした移植を実施しない患者の場合、根治を目指すことはできないため、その治療目的を患者とよく相談し、治療期間中のQOLや患者希望に配慮することが重要と考えています。移植を予定しない患者に対し、ベスポンサは上記のようなメリットがあり、患者と相談のうえ、ベスポンサを積極的に活用する機会が増えています。ベスポンサは、移植を予定しない患者における有用な治療選択肢のひとつであると考えます。一方、骨髄抑制や肝障害などの副作用管理は重要で、外来で治療する際にも、1週間に1回の通院時には患者の容態に注意しています。ベスポンサの特徴的な副作用である肝類洞閉塞症候群(SOS)は、移植施行前後のSOS発現頻度については表2のとおりで、移植を予定しない患者ではベスポンサを使用しやすい印象を持っています。また、移植を予定しない患者の場合、ベスポンサを最大6サイクルまで使用可能なため、治療期間中の寛解維持が期待できることも患者にとってメリットだと考えます。
「警告・禁忌を含む注意事項等情報」等は 製品情報ページ をご参照ください。
承認時に国際共同試験及び海外試験の臨床成績が臨床パッケージとして審査・評価されました。一部、承認内容と異なる用法及び用量を含んだ解析成績が含まれています。
目的:
ベスポンサと試験担当医師が選択した標準化学療法の有効性及び安全性等を比較検討する。
対象:
再発又は難治性のCD22陽性急性リンパ性白血病(ALL)患者326例
試験デザイン:
無作為割り付け、非盲検、多施設共同、国際共同、第Ⅲ相試験
方法:
ベスポンサ群と試験担当医師が選択した標準化学療法群(以下、標準化学療法群)の2群に無作為に割り付け、試験薬を投与し、無作為割り付けから5年後あるいは最終患者の無作為割り付けから2年後のいずれか早い時点まで生存を追跡調査した。
主要評価項目:
評価項目判定委員会(EAC)判定を用いた血液学的完全寛解(CR+CRi)率、全生存(OS)期間
副次評価項目:
患者報告アウトカム(PRO)、有害事象
6. 用法及び用量
通常、成人にはイノツズマブ オゾガマイシン(遺伝子組換え)として1日目は0.8mg/m2(体表面積)、8及び15日目は0.5mg/m2(体表面積)を1日1回、1時間以上かけて点滴静脈内投与した後、休薬する。1サイクル目は21~28日間、2サイクル目以降は28日間を1サイクルとし、投与を繰り返す。投与サイクル数は造血幹細胞移植の施行予定を考慮して決定する。なお、患者の状態により適宜減量する。
ベスポンサ群(164例) | 標準化学療法群(143例) | |
全副作用 | 144例(87.8%) | 130例(90.9%) |
主な副作用 | 好中球減少症63例(38.4%)、血小板減少症55例 (33.5%)、貧血33例(20.1%)等 |
血小板減少症71例(49.7%)、発熱性好中球減少症 65例(45.5%)、貧血60例(42.0%)等 |
グレード*3以上の 副作用 |
115例(70.1%) | 113例(79.0%) |
主なグレード3以上の 副作用 |
好中球減少症60例(36.6%)、血小板減少症40例 (24.4%)、白血球減少症29例(17.7%)等 |
血小板減少症70例(49.0%)、発熱性好中球減少症 64例(44.8%)、好中球減少症54例(37.8%)等 |
投与中止に至った 副作用 |
15例(9.1%) | 7例(4.9%) |
主な投与中止に至った 副作用 |
肺炎、血小板減少症、ガンマグルタミルトランスフェラーゼ(GGT)増加、高ビリルビン血症、静脈閉塞性肝疾患(VOD)/類洞閉塞症候群(SOS)† 各2例(1.2%)等 | 発熱性好中球減少症3例(2.1%)等 |
試験薬と関連がある 死亡とその内訳 |
9例(5.5%) ベスポンサ投与終了後のHSCT施行後に発現したVOD/SOS 5例(3.0%)、腸管虚血/敗血症性ショック、急性呼吸窮迫症候群、肺炎、ベスポンサ投与終了後におけるHSCT施行後の多臓器不全 各1例(0.6%) |
3例(2.1%) 頭蓋内出血、多臓器不全、肺感染/呼吸不全 各1例 (0.7%) |
サマリー
●再発・難治性ALLと診断した時点で芽球割合が高い状態の症例においても化学療法に比べて高い寛解率が示されているベスポンサは(図4)1)、再発・難治性ALL治療の中心的な役割を果たすことが期待される。
●移植非適応の再発・難治性ALLでは、治癒を目指すことは難しいため、当院ではQOLや患者希望を重視した治療を選択する。その上で、週1回の来院による外来治療が可能なベスポンサは有力な治療選択肢であると考える。
●再発・難治性ALL治療におけるベスポンサは、移植適応例においては再寛解導入における短期集中型のサイトリダクション療法として、移植非適応例においてはADLや患者希望を考慮した場合の病勢コントロール療法としての役割が期待される。
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Copyright (c) 2023 Pfizer Japan Inc. All rights reserved.
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