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先行バイオ医薬品(EU)#の非臨床試験(単回投与および反復投与毒性試験)で毒性が認められなかったこと、先行バイオ医薬品(EU)#の製造管理が同一であると考えられることから、本剤および先行バイオ医薬品(EU)#の単回および反復投与による毒性試験を実施しました。
性成熟した雌雄カニクイザル(3匹/性/群)に本剤または先行バイオ医薬品(EU)#を0(溶媒対照)、2、10または20mg/kgの用量で単回静脈内投与し、13週間観察しました。
いずれの動物も13週間の観察期間終了時まで生存しました。一般状態(投与部位を含む)、体重、摂餌量への本剤または先行バイオ医薬品(EU)#投与の影響はみられませんでした。フローサイトメトリーによる末梢血の免疫表現型検査では、本剤および先行バイオ医薬品(EU)#のCD3-CD20+B細胞数の顕著な減少または枯渇が認められました。CD3-CD40+およびCD3-CD19+B細胞も試験4日に減少しました。CD3-CD20+CD40+B細胞は試験4日に枯渇しました。T細胞数(全T細胞、ヘルパーT細胞および細胞傷害性T細胞)ならびにNK細胞数に変化は認められませんでした。試験29日以降全測定時点で本剤または先行バイオ医薬品(EU)#投与の全例が抗薬物抗体(ADA)陽性でした。しかしながら、本剤および先行バイオ医薬品(EU)#投与の全例において被験物質の曝露が確認され、リツキシマブの薬理作用としてB細胞の減少が認められました。ADA発現に起因すると考えられる所見はみられませんでした。
性成熟した雌雄カニクイザル(7匹/性/群)に本剤および先行バイオ医薬品(EU)#を0(溶媒対照)または20mg/kgの用量で4週間(週1回、計5回)静脈内投与しました。
本剤および先行バイオ医薬品(EU)#は20mg/kg/週の用量で忍容性を示し、いずれの動物も試験終了時まで生存しました。吐物/嘔吐(食物残渣、泡沫状、黄色または澄明)が一過性にみられ、頻度は本剤投与群および先行バイオ医薬品(EU)#投与群でそれぞれ6/14例および7/14例でした。発現頻度や程度に性差はなく、ADA産生との関連性も認められませんでした。投与期間中および休薬期間中に、体重測定、摂餌量測定、眼科学的検査および心電図測定において本剤または先行バイオ医薬品(EU)#投与に関連した変化はみられませんでした。
無毒性量はともに20mg/kg/週と考えられました。
末梢血を用いた免疫表現型検査では、CD3-CD20+B細胞数(本剤で-94~-100%、先行バイオ医薬品(EU)#で-86~-100%:投与前値との比較、以下同様)、CD3-CD40+B細胞(本剤で-96~-99%、先行バイオ医薬品(EU)#で-88~-99%)、CD3-CD19+B細胞(本剤で-86~-97%、先行バイオ医薬品(EU)#で-86~-96%)およびCD3-CD20+CD40+B細胞(本剤で-98~-100%、先行バイオ医薬品(EU)#で-91~-100%)の顕著な減少または枯渇が投与期間中(試験4~29日)に認められました。本剤投与群および先行バイオ医薬品(EU)#投与動物のB細胞数は13週間の休薬期間の終了時までに部分的に回復しました。T細胞数(総T細胞、ヘルパーT細胞および細胞傷害性T細胞)ならびにNK細胞数に変化は認められませんでした。
試験期間中(投与期間および休薬期間)に少なくとも1時点でADA陽性と判断された動物は、本剤投与群および先行バイオ医薬品(EU)#投与群でそれぞれ11/14例(79%)および6/14例(43%)でした。
Copyright (c) 2023 Pfizer Japan Inc. All rights reserved.
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