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有効性・安全性有効性・安全性臨床試験海外第Ⅱ相試験 [HER2CLIMB試験(ONT-380-206試験)]<海外データ>国際共同第Ⅱ相試験 [HER2CLIMB-03試験(MK-7119-001試験)]講演会・動画・資材一覧講演会・動画・資材一覧講演会講演会動画すべての動画資材すべての資材

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「警告・禁忌を含む注意事項等情報」等は最新の電子添文をご参照ください。

海外第Ⅱ相試験 [HER2CLIMB試験(ONT-380-206試験)]<海外データ>
社内資料:海外第Ⅱ相試験[ONT-380-206試験(HER2CLIMB試験)]<承認時評価資料>
Murthy, R. K. et al.: N Engl J Med 382(7):597, 2020
(著者にファイザー株式会社より助成金、コンサルタント料、旅費等を受領している者、諮問委員会のメンバーが含まれる)
Mueller, V. et al.:Eur J Cancer 153:223, 2021
(著者にファイザー株式会社より講演料、助成金、旅費等を受領している者、コンサルタントが含まれる)
試験概要Loading 患者背景Loading 有効性Loading 安全性Loading

本邦未承認であるトラスツズマブの皮下注製剤を投与した例が含まれますが、承認時評価資料のため、掲載します。

試験概要

▶ 目的

トラスツズマブ、ペルツズマブ及びT-DM1による治療歴がある切除不能な局所進行又は転移・再発HER2陽性乳癌患者にトラスツズマブ及びカペシタビンとの併用でツカイザを投与した際の有効性、安全性及び薬物動態を検討する。

▶ 試験デザイン

無作為化、二重盲検、プラセボ対照、海外試験

▶ 対象

トラスツズマブ、ペルツズマブ及びT-DM1による治療歴がある切除不能な局所進行又は転移・再発HER2陽性乳癌患者 612例

<主な選択基準>

組織学的にHER2陽性乳癌であり、ISH、FISH又はIHCのいずれかでHER2陽性が確認されているトラスツズマブ、ペルツズマブ、T-DM1による治療歴がある同意取得時に18歳以上である直前の全身療法後に切除不能な局所進行又は転移・再発乳癌の進行が治験責任医師により確認された、又は直前の全身療法に不耐容であったRECIST ver. 1.1に基づく測定可能病変又は測定不能病変があるECOG PSが0又は1である

中枢神経系(CNS)関連の基準―スクリーニング時の脳MRI検査で以下の項目の少なくとも1つに該当する患者

脳転移の所見がない直ちに局所治療の必要がない未治療の脳転移がある。スクリーニング時に直径2.0cmを超える未治療のCNS病変が認められた患者については治験依頼者の承認を得た上で組み入れ可とする脳転移の治療歴がある局所治療による治療歴がある脳転移については、直近の治療以降、脳転移が安定している場合及び直近のCNS治療後に病勢進行した場合でも治験責任医師の判断で直ちに局所治療の必要はないと判断された場合、組み入れ可とするスクリーニング時に新たに確認された脳転移病変に対してCNS局所治療を実施した患者は、以下の場合は組み入れ可とする全脳放射線照射は治験薬初回投与前21日以前、定位手術的照射は治験薬初回投与前7日以前、外科的切除は治験薬初回投与前28日以前に完了しているその他の部位にRECIST ver. 1.1に基づく評価可能病変を有する

<主な除外基準>

治験薬投与開始前12ヵ月以内にラパチニブの投与を受けた(ただし、投与期間が21日以内で、病勢進行又は重度の毒性以外の理由で投与中止した場合を除く)Neratinib、アファチニブ§、その他のHER2/EGFR又はHER2チロシンキナーゼ阻害剤の治験薬の投与を1回でも受けたことがある本邦未承認本邦では「EGFR遺伝子変異陽性の手術不能又は再発非小細胞肺癌」に対して承認されており、乳癌に対しては未承認である転移性疾患に対してカペシタビン[又はその他のフルオロピリミジン(5-フルオロウラシル等)]の投与を受けたことがある(ただし、投与期間が21日以内で、病勢進行又は重度の毒性以外の理由で投与中止した場合を除く)

▶ 方法

患者をツカイザ群(ツカイザ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)又はプラセボ群(プラセボ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)に2 : 1の比で無作為に割り付け、1サイクルを21日間とし、ツカイザ300mg又はプラセボは1日2回経口投与、カペシタビンは各サイクルの第1日から第14日に1,000mg/m2(体表面積)を1日2回経口投与、トラスツズマブは第1日に負荷用量8mg/kg(体重)で静脈内投与し、その後21日ごとに6mg/kg(体重)で静脈内投与した。トラスツズマブを皮下投与する場合は21日ごとに固定用量600mg(負荷投与なし)で投与した。治験薬の投与は許容できない毒性の発現、病勢進行、同意撤回又は試験終了まで継続可能とした。
*トラスツズマブの皮下注製剤は本邦未承認である

▶ 評価項目

有効性

■主たる解析

主要評価項目:
無増悪生存期間(PFS)(BICR判定)【検証的解析項目】
重要な副次評価項目:
全生存期間(OS)【検証的解析項目】、ベースライン時に脳転移歴を有する患者におけるPFS(PFSBrainMets)(BICR判定)【検証的解析項目】、確定した客観的奏効率(cORR)(BICR判定)【検証的解析項目】
その他の副次評価項目:
奏効期間(BICR判定) 等
その他の評価項目:
EQ-5D-5Lを用いたHRQoL/健康状態 等

■長期追跡後の解析

副次評価項目:OS、PFS(治験責任医師判定)

安全性

有害事象、臨床検査値、バイタルサイン及びその他の安全性に関する検査、ツカイザの休薬・減量・投与中止の頻度 等

【有効性評価項目の定義】

PFS:
無作為割り付け日からRECIST ver. 1.1に基づき疾患進行(PD)が確認された日又は死亡日(死因は問わない)のいずれか早い時点までの期間
OS:
無作為割り付け日から死亡日(死因は問わない)までの期間
cORR:
RECIST ver. 1.1に基づく最良総合効果が確定完全奏効(CR)又は部分奏効(PR)と認められた患者の割合
奏効期間:
RECIST ver. 1.1に基づき最初に客観的奏効(CR又はPRで後日確定されたもの)が認められた日からPDが記録された日又は死亡日(死因は問わない)までのいずれか早い時点までの期間
EQ-5D-5Lを用いたHRQoL/健康状態:
HRQoL/健康状態はEQ-5D-5Lの記述式評価及び視覚的スケール(VAS)を用いた評価を用いた。記述式評価では、5領域(移動の程度、身の回りの管理、ふだんの活動、不安/ふさぎ込み、痛み/不快感)について5段階(問題がない、わずかに問題がある、中等度の問題がある、深刻な問題がある、極度の問題がある)で患者が自身の健康状態を回答する。回答はIndex値に換算し、Index値の変化を要約する。VASを用いた評価では、「想像できる最悪の健康状態」を0、「想像できる最高の健康状態」を100とし、患者が自身の健康状態を数値(VASスコア)で回答する。VASスコアにおいて7以上の差がある場合を臨床的に意味がある差とする。

▶ 解析計画

解析対象集団

有効性の解析にはITT-PFS集団、ITT-OS集団、ITT-PFSBrainMets集団等を、安全性の解析には安全性解析集団を用いた。

ITT-PFS集団a
無作為割り付けした最初の480例(ツカイザ群320例、プラセボ群160例)
ITT-OS集団:
無作為割り付けした全612例(ツカイザ群410例、プラセボ群202例)
ITT-PFSBrainMets集団
無作為割り付けした全612例のうち、ベースライン時に脳転移歴のある291例(ツカイザ群198例、プラセボ群93例)
安全性解析集団:
無作為割り付けされ、治験薬の投与を少なくとも1回受けた患者601例(ツカイザ群404例、プラセボ群197例)
本試験の実施中に試験デザインの頑健性を向上させるために症例数の上乗せを2回実施した。1回目の症例数の上乗せで目標症例数を480例とし、この480例をITT-PFS集団とした。ベースライン時に脳実質内に標的病変又は非標的病変(RECIST ver. 1.1に基づき判定)がある患者、又は、脳転移の既往がある患者、又は、スクリーニング時のMRI画像で脳病変が不明確な患者

解析実施時期

主たる解析及び長期追跡後の解析は下記の通りに計画した。

■ 評価項目と解析実施時期

主たる解析は2019年9月4日をデータカットオフ日として実施した。主要評価項目であるPFS(BICR判定)において統計学的有意差が認められた。そのため、重要な副次評価項目であるOS及びPFSBrainMets(BICR判定)の1回目の中間解析を実施し、いずれも統計学的有意差が認められたため、本解析をOS及びPFSBrainMets(BICR判定)最終解析とした。OS及びPFSBrainMets(BICR判定)に統計学的有意差が認められたため、cORR(BICR判定)の解析を実施した。その他の副次評価項目及びその他の評価項目も同日をデータカットオフ日として解析した。
長期追跡後の解析は2021年2月8日をデータカットオフ日として解析した。
主たる解析で主要評価項目及び重要な副次評価項目のいずれも統計学的有意差が得られたため、長期追跡後の解析では正式な統計学的仮説検定は実施していない。

解析方法

■主たる解析

*層別因子[PFS(BICR判定)、OS、cORR(BICR判定)]:脳転移歴(有、無)、ECOG PS(0、1)、地域(北米、その他の地域)
層別因子[PFSBrainMets(BICR判定)]:ECOG PS(0、1)、地域(北米、その他の地域)

■長期追跡後の解析

*層別因子:脳転移歴(有、無)、ECOG PS(0、1)、地域(北米、その他の地域)

■ 多重性の調整

主たる解析では、ファミリーワイズの第一種の過誤確率を0.05に制御するために主要評価項目であるPFS(BICR判定)(有意水準:0.05)についてITT-PFS集団を対象に検定した後、重要な副次評価項目であるOS(有意水準:0.0074§)及びPFSBrainMets(BICR判定)(有意水準:0.0080§)をgroup sequential Holm variable procedureを用いて検定し、その後、cORR(BICR判定)(有意水準:0.05)について検定した。
その他の副次評価項目及びその他の評価項目については、第一種の過誤確率を考慮していない。

●主たる解析

■ サブグループ解析

主たる解析では、PFS(BICR判定)、OS、PFSBrainMets(BICR判定)について、年齢(65歳未満、65歳以上)、人種(白人、その他)、ホルモン受容体発現状況(陽性、陰性a))、ベースライン時の脳転移(有りb)、無し)、ECOG PS(0、1)、地域(北米、その他の地域)の部分集団別の解析を、長期追跡後の解析では、OSについて、年齢(65歳未満、65歳以上)、人種(白人、その他)、ホルモン受容体の状況(陽性、陰性a))、ベースライン時の脳転移(有りb)、無し)、ECOG PS(0、1)、地域(北米、その他の地域)の部分集団別の解析を事前規定し、部分集団別にCox比例ハザードモデルを用いてハザード比及び95%CIを算出した。

エストロゲン受容体陽性又はプロゲステロン受容体陽性以外の患者を含む脳転移のある患者、脳転移歴のある患者、スクリーニング時のMRIで脳病変の疑いのある患者を含む
患者背景

各解析集団の人口統計学的特性及びベースライン時の疾患特性、PFSBrainMets集団の脳転移のステータス及び局所療法は下記の通りであった。

■ 人口統計学的特性

ツカイザ群(ツカイザ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)、プラセボ群(プラセボ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)
欧州、イスラエル、オーストラリア
データカットオフ日:2019年9月4日

■ ベースライン時の疾患特性

ツカイザ群(ツカイザ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)、プラセボ群(プラセボ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)
日付が欠測している場合は、その月の15日とした。
データカットオフ日:2019年9月4日

前治療歴

ツカイザ群(ツカイザ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)、プラセボ群(プラセボ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)
トラスツズマブ、ペルツズマブ、T-DM1、ドセタキセル、パクリタキセルのみを示す。
データカットオフ日:2019年9月4日

■ ITT-PFSBrainMets集団の脳転移のステータス及び局所治療

ツカイザ群(ツカイザ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)、プラセボ群(プラセボ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)
手術/放射線療法後の脳転移の進行に関する記録がないすべての患者
脳転移に対する直近の手術/放射線療法後に脳転移の進行が認められた患者
脳転移に対する手術/放射線療法歴がない患者
日付が欠測している場合は、その月の15日とした
MRI画像によるスクリーニング前に脳転移を有していた患者
データカットオフ日:2019年9月4日
有効性主たる解析(データカットオフ日:2019年9月4日)

主要評価項目:PFS(BICR判定)【検証的解析結果】

ITT-PFS集団

観察期間10.4ヵ月(PFS追跡期間中央値)において、PFS中央値は、ツカイザ群で7.8ヵ月、プラセボ群で5.6ヵ月であり、プラセボ群に対するツカイザ群の優越性が検証された[HRa:0.54、95%CI:0.42-0.71、p<0.00001(有意水準:0.05)、両側層別ログランク検定b]。
6ヵ月無増悪生存率[95%CI]はツカイザ群で62.9%[56.9–68.4]、プラセボ群で46.3%[37.2–54.9]であり、1年無増悪生存率はそれぞれ33.1%[26.6–39.7]、12.3%[6.0–20.9]であった。

ツカイザ群(ツカイザ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)、プラセボ群(プラセボ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)
データカットオフ日:2019年9月4日

サブグループ解析:PFS(BICR判定)

ITT-PFS集団

ツカイザ群(ツカイザ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)、プラセボ群(プラセボ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)
データカットオフ日:2019年9月4日

重要な副次評価項目:OS【検証的解析結果】

ITT-OS集団

観察期間14ヵ月(OS追跡期間中央値)において、OS中央値は、ツカイザ群で21.9ヵ月、プラセボ群で17.4ヵ月であり、プラセボ群に対するツカイザ群の優越性が検証された[HRa:0.66、95%CI:0.50–0.88、p=0.0048(有意水準:0.0074)、両側層別ログランク検定b]。
1年全生存率[95%CI]はツカイザ群で75.5%[70.4–79.9]、プラセボ群で62.4%[54.1–69.5]であり、2年全生存率はそれぞれ44.9%[36.6–52.8]、26.6%[15.7–38.7]であった。

ツカイザ群(ツカイザ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)、プラセボ群(プラセボ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)
データカットオフ日:2019年9月4日

サブグループ解析:OS

ITT-OS集団

ツカイザ群(ツカイザ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)、プラセボ群(プラセボ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)
データカットオフ日:2019年9月4日

重要な副次評価項目:PFSBrainMets(BICR判定)【検証的解析結果】

ITT-PFSBrainMets集団

PFS中央値は、ツカイザ群で7.6ヵ月、プラセボ群で5.4ヵ月であり、プラセボ群に対するツカイザ群の優越性が検証された[HRa:0.48、95%CI:0.34–0.69、p<0.00001(有意水準:0.0080)、両側層別ログランク検定b]。
6ヵ月無増悪生存率[95%CI]はツカイザ群で60.4%[52.4–67.5]、プラセボ群で33.9%[21.0–47.2]であり、1年無増悪生存率はツカイザ群で24.9%[16.5–34.3]、プラセボ群はリスク集団がいないため、算出不可であった。

ツカイザ群(ツカイザ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)、プラセボ群(プラセボ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)
データカットオフ日:2019年9月4日

サブグループ解析:PFSBrainMets(BICR判定)

ITT-PFSBrainMets集団

ツカイザ群(ツカイザ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)、プラセボ群(プラセボ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)
データカットオフ日:2019年9月4日

重要な副次評価項目:cORR(BICR判定)【検証的解析結果】

ITT-OS集団のうち、ベースライン時に
測定可能病変を有する患者

ITT-OS集団のうち測定可能病変のある患者(ツカイザ群:340例、プラセボ群:171例)におけるcORRaは、ツカイザ群40.6%、プラセボ群22.8%であり、プラセボ群に対するツカイザ群の優越性が検証された[p=0.00008(有意水準:0.05)、両側CMH検定b]。

ツカイザ群(ツカイザ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)、プラセボ群(プラセボ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)
ツカイザ群(ツカイザ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)、プラセボ群(プラセボ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)
RECIST ver. 1.1に基づく最良総合効果が確定したCR又はPRと認められた患者の割合
両側CMH検定[層別因子:脳転移歴(有、無)、ECOG PS(0、1)、地域(北米、その他の地域)]
RECIST ver. 1.1に基づいて評価
ベースライン後の最良総合効果の評価のない患者
Clopper-Pearsonの正確法
データカットオフ日:2019年9月4日

その他の副次評価項目:奏効期間(BICR判定)

ITT-OS集団のうち、ベースライン時に
測定可能病変を有する患者

ITT-OS集団のうち測定可能病変のある患者(ツカイザ群:340例、プラセボ群:171例)における奏効期間中央値[95%CI]は、ツカイザ群で8.3ヵ月[6.2−9.7]、プラセボ群で6.3ヵ月[5.8−8.9]であった。

ツカイザ群(ツカイザ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)、プラセボ群(プラセボ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)
データカットオフ日:2019年9月4日

その他の評価項目:EQ-5D-5Lを用いたHRQoL/健康状態

ITT-OS集団のうち同意が得られた患者

EQ-5D-5Lを用いたHRQoL/健康状態の評価は治験実施計画書第7版から追加し、治験実施計画書第7版に同意した330例(ツカイザ群217例、プラセボ群113例)を対象として評価した。EQ-5D-5LのVASスコアは下記の通りであった。

ツカイザ群(ツカイザ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)、プラセボ群(プラセボ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)
ツカイザ群(ツカイザ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)、プラセボ群(プラセボ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)
ベースラインは初回投与日又は初回投与開始前の最も投与開始日に近い評価日とした。
nは調査を完了した例数であり、Nはベースライン調査を完了し、試験に参加している例数を示す。
各群の初回の20%以上のコホートサイズが維持されているサイクルを示す。
ボックスの長さは四分位範囲、ボックス内の横線は中央値、ひげは最小値と最大値を示す。
データカットオフ日:2019年9月4日
長期追跡後の解析(データカットオフ日:2021年2月8日)

主たる解析で主要評価項目及び重要な副次評価項目のいずれも統計学的な有意差が認められたことから、盲検を解除し、プラセボ群の基準を満たした患者にツカイザ投与の機会を提供したが、長期追跡後の解析ではクロスオーバーに関わらず無作為割り付け時の投与群に従って解析したため、プラセボ群に盲検期にプラセボ+トラスツズマブ+カペシタビンを投与し、非盲検期にツカイザ+トラスツズマブ+カペシタビンを投与した患者26例が含まれる。

副次評価項目:OS

ITT-OS集団

観察期間(OS追跡期間中央値)29.6ヵ月において、OS中央値は、ツカイザ群で24.7ヵ月、プラセボ群で19.2ヵ月であった[HRa:0.725、95%CI:0.585–0.898]。
1年全生存率[95%CI]はツカイザ群で75.1%[70.5–79.1]、プラセボ群で64.8%[57.8–71.0]であり、2年全生存率はそれぞれ51.0%[45.9–55.9]、39.7%[32.8–46.5]、4年全生存率はそれぞれ21.5%[12.1–32.7]、22.5%[15.1–30.9]であった。

ツカイザ群(ツカイザ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)、プラセボ群(プラセボ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)[盲検期にプラセボを投与し、非盲検期にツカイザを投与した患者26例を含む]
a:Cox比例ハザードモデル[層別因子:脳転移歴(有、無)、ECOG PS(0、1)、地域(北米、その他の地域)]
データカットオフ日: 2021年2月8日

サブグループ解析:OS

ITT-OS集団

ツカイザ群(ツカイザ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)、
プラセボ群(プラセボ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)[盲検期にプラセボを投与し、非盲検期にツカイザを投与した患者26例を含む]
データカットオフ日:2021年2月8日

副次評価項目:PFS(治験責任医師判定)

ITT-OS集団

PFS中央値は、ツカイザ群で7.6ヵ月、プラセボ群で4.9ヵ月であった[HRa:0.572、95%CI:0.470–0.697]。

ツカイザ群(ツカイザ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)、プラセボ群(プラセボ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)[盲検期にプラセボを投与し、非盲検期にツカイザを投与した患者26例を含む]
a:Cox比例ハザードモデル[層別因子:脳転移歴(有、無)、ECOG PS(0、1)、地域(北米、その他の地域)]
データカットオフ日:2021年2月8日
安全性

安全性のデータは、最終治験参加者の最終来院日(2022年8月11日)までのデータを示す(データカットオフ日:2022年9月12日)。
プラセボ群に盲検期にプラセボ+トラスツズマブ+カペシタビンを投与し、非盲検期にツカイザ+トラスツズマブ+カペシタビンを投与した患者26例が含まれる。

有害事象

安全性解析集団

有害事象は、ツカイザ群404例中401例(99.3%)、プラセボ群197例中191例(97.0%)に認められた。
主な有害事象は下記の通りであった。

ツカイザ群(ツカイザ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)、プラセボ群(プラセボ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)[盲検期にプラセボを投与し、非盲検期にツカイザを投与した患者26例を含む]

■ 主な有害事象(ツカイザ群で10%以上に発現)

ツカイザ群(ツカイザ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)、
プラセボ群(プラセボ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)[盲検期にプラセボを投与し、非盲検期にツカイザを投与した患者26例を含む]
n(%)
MedDRA ver. 24.1
データカットオフ日:2022年9月12日

■ プラセボ群と比べてツカイザ群で発現割合が10%以上高かった有害事象

ツカイザ群(ツカイザ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)、プラセボ群(プラセボ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)[盲検期にプラセボを投与し、非盲検期にツカイザを投与した患者26例を含む]
n(%)
MedDRA ver. 24.1
データカットオフ日:2022年9月12日

Grade 3以上の有害事象

安全性解析集団

Grade 3以上の有害事象はツカイザ群404例中248例(61.4%)、プラセボ群197例中101例(51.3%)に認められた。
主なGrade 3以上の有害事象は下記の通りであった。

ツカイザ群(ツカイザ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)、プラセボ群(プラセボ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)[盲検期にプラセボを投与し、非盲検期にツカイザを投与した患者26例を含む]

■ Grade 3以上の有害事象(ツカイザ群で2%以上に発現)

ツカイザ群(ツカイザ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)、
プラセボ群(プラセボ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)[盲検期にプラセボを投与し、非盲検期にツカイザを投与した患者26例を含む]
n(%)
MedDRA ver. 24.1
重症度スケールにはNCI CTCAE ver. 4.03を用いた
データカットオフ日:2022年9月12日

重篤な有害事象、投与中止に至った有害事象、死亡に至った有害事象

安全性解析集団

重篤な有害事象、投与中止に至った有害事象、死亡に至った有害事象は下記の通りであった。

■ 重篤な有害事象、投与中止に至った有害事象、死亡に至った有害事象

ツカイザ群(ツカイザ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)、
プラセボ群(プラセボ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)[盲検期にプラセボを投与し、非盲検期にツカイザを投与した患者26例を含む]
MedDRA ver. 24.1
データカットオフ日:2022年9月12日

ツカイザの休薬・減量の頻度

安全性解析集団

ツカイザの休薬、減量に至った有害事象は下記の通りであった。

■ ツカイザの休薬・減量に至った有害事象

ツカイザ群(ツカイザ+トラスツズマブ+カペシタビン投与)
MedDRA ver. 24.1
データカットオフ日:2022年9月12日

7. 用法及び用量に関連する注意(抜粋)
7.5 本剤とトラスツズマブ(遺伝子組換え)及びカペシタビンを併用する際のカペシタビンの用法及び用量は以下のとおりとすること。
体表面積にあわせて次の投与量を朝食後と夕食後30分以内に1日2回、14日間連日経口投与し、その後7日間休薬する。これを1コースとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。

スクロールする
体表面積 1.36m2未満 1.36m2以上1.66m2未満 1.66m2以上1.96m2未満 1.96m2以上
1回用量 1,200mg 1,500mg 1,800mg 2,100mg
2026年3月作成 TKY37P001A
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