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免疫抑制薬TDM標準化ガイドライン2018[臓器移植編]
Ⅲ. Clinical Questions 1.カルシニューリン阻害薬(腎移植、肝移植、心移植、肺移植、膵移植) 7) 薬物相互作用
CQ 1-24 薬物相互作用で特に注意すべき併用薬は何か。
[Answer]アゾール系抗真菌薬
イトラコナゾール、ボリコナゾールを併用する際はタクロリムス、シクロスポリンの投与量の減量と血中濃度測定の頻度を上げることを推奨する。[推奨度 A]

posaconazoleについては、海外の報告からイトラコナゾールやボリコナゾールと同等のCYP3A4やP糖タンパク質に阻害効果を示すことから、血中濃度測定の頻度を増やすことが推奨される。[推奨度 B]

[Answer]HCV治療薬(プロテアーゼ阻害薬、DAA)
テラプレビルを併用する場合、タクロリムス、シクロスポリンの血中濃度が大幅に上昇するため、テラプレビルの導入時は入院のうえでタクロリムス、シクロスポリンの大幅な用量減量と慎重なTDMが推奨される。[推奨度 A]

海外の添付文書にはシクロスポリンに併用する場合は、シクロスポリンの用量を1/5にすること、タクロリムスの場合は0.5mg/7dayへの減量が推奨されている。

現在処方可能なDAAのすべてがP糖タンパク質の基質となる成分を含んでいることから、肝移植後の術後経過、抗HCV治療の経過に伴う肝機能の変化、治療終了に伴う相互作用の解除という影響が及ぶことを想定し、DAAの投与開始から終了にかけてカルシニューリン阻害薬のTDMとそれに基づく慎重な用量調節が望ましい。[推奨度 B]

[Answer]制酸剤
プロトンポンプ阻害薬(PPI)であるオメプラゾール、ランソプラゾールを併用する場合、タクロリムスの血中濃度測定頻度を上げることを考慮する。一方、ラベプラゾールを用いる場合のTDM頻度の変更は考慮しなくてもよい。シクロスポリンと併用する場合、相互作用を特に気にする必要はない。[推奨度 B]

最近登場したPPIであるエソメプラゾールやカリウムイオン競合型制酸剤(P-CAB)に分類されるボノプラザンについては、報告がほとんどないため、使用の際にはTDMの頻度を上げてカルシニューリン阻害薬の血中濃度の変化に注意する。[推奨度 B]

[Explanation]アゾール系抗真菌薬
いずれもCYP3Aを介した薬物代謝の強い阻害作用がメカニズムとされる。また、イトラコナゾールの吸収はカプセル剤の場合、溶解性や胃酸分泌に影響を受けるためばらつきが大きいが、内用液の場合では安定した動態特性が得られる。

ボリコナゾールはCYP2C19でも代謝を受けることから、日本人の20%にみられる機能欠損など遺伝子多型も相互作用に影響を及ぼすため、免疫抑制薬の動態特性に与える影響も一律ではなく、併用時はカルシニューリン阻害薬だけでなく抗真菌薬の血中濃度についてもモニタリングを行うことが望ましい。

さらに、経口投与では消化管におけるP糖タンパク質阻害作用による相互作用も起こるため、双方の投与経路(経口投与、静脈注射)によってもカルシニューリン阻害薬の血中濃度に与える影響が異なる。

特に肺移植領域では、術後管理において抗真菌薬を予防投与する場合が多いため、カルシニューリン阻害薬の用量および血中濃度は薬物相互作用のうえで管理されていることに注意を要する。すなわち、患者の退院指導にあたってはカルシニューリン阻害薬に加えて抗真菌薬の服薬管理についても同等になされる必要がある。

 
推奨度:A/十分な科学的根拠があり、積極的に推奨する。 B/科学的根拠があり、推奨する。
日本TDM学会・日本移植学会:”Ⅲ.Clinical Questions 1.カルシニューリン阻害薬(腎移植、肝移植、心移植、肺移植、膵移植) ”
免疫抑制薬TDM標準化ガイドライン2018[臓器移植編]2 金原出版:31, 2018[ L20190830002]

Ⅲ. Clinical Questions 1.カルシニューリン阻害薬(腎移植、肝移植、心移植、肺移植、膵移植) 11)その他
CQ 1-31 後発医薬品に切り替える場合、血中濃度測定のタイミングや目標血中濃度域を調節する必要があるか。(タクロリムス、シクロスポリン、ミコフェノール酸モフェチル)
[Answer]
先発医薬品と後発医薬品の切り替えの際(特に保険薬局において)は、TDMの頻度を上げて切り替え前後の血中濃度推移を確認する。他施設の患者の場合は、主治医や当該病院の担当薬剤師、かかりつけ薬剤師との連携を密接に図ることが望ましい。[推奨度は特に設定しない]

 
日本TDM学会・日本移植学会:”Ⅲ.Clinical Questions 1.カルシニューリン阻害薬(腎移植、肝移植、心移植、肺移植、膵移植) ”
免疫抑制薬TDM標準化ガイドライン2018[臓器移植編]2 金原出版:31, 2018[ L20190830002]

【ブイフェンドの効能又は効果】

下記の重症又は難治性真菌感染症

  • 侵襲性アスペルギルス症、肺アスペルギローマ、慢性壊死性肺アスペルギルス症 ・カンジダ血症、食道カンジダ症、カンジダ腹膜炎、気管支・肺カンジダ症 ・クリプトコックス髄膜炎、肺クリプトコックス症 ・フサリウム症 ・スケドスポリウム症

造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防

(食道カンジダ症は錠剤・ドライシロップのみ)

ブイフェンドのTDM

ブイフェンドを適正にご使用いただくために

日本人において本剤の血中濃度は個体間格差が大きいことから血中濃度のモニタリング(TDM)の必要性が「抗菌薬TDM臨床実践ガイドライン2022」に記載されています。
 

※ 抗菌薬TDMガイドライン作成委員会 編:抗菌薬TDM 臨床実践ガイドライン2022 1 日本化学療法学会:116, 2022


ブイフェンドを外来診療で処方いただいている患者様のうち、以下の条件に該当する場合には、ファイザー株式会社で濃度測定を行い、検査データの結果をご提供いたします。

〈条件〉
1.有害事象発現時
2.安全性確保のため

  • ブイフェンド投与前からの肝機能障害、または肝機能検査値異常がある場合
  • 長期連用されている場合

本件に関するお問い合わせは、ファイザー株式会社の担当MRにいただきますようお願いいたします。

ブイフェンドの投与量を変更もしくは中止する場合は、併用薬への影響をご確認ください。
(例:タクロリムス等の免疫抑制剤を併用されている場合、本剤の投与を中止するとタクロリムスの血中濃度が下がる可能性があります。
詳しくは電子添文「10.2 相互作用」の項をご参照ください)
ブイフェンド投与中のTDMにより、安全性に応じた投与量の調整が可能

「ブイフェンド電子添文」より抜粋

外国人患者において、ボリコナゾールの血漿中濃度と肝機能検査値異常発現率の間に統計的に有意な関連性が認められた。日本人健康成人においては、肝機能障害が発生した症例で、かつ、血漿中濃度が測定されていた症例の血漿中濃度トラフ値はいずれも4.5μg/mL以上であった。
また、国内臨床試験では有効性及び安全性に応じた投与量の調整に加え、目安としてトラフ血漿中濃度が4.5μg/mL以上の場合、必要に応じて投与量を減量する血中濃度モニタリングを実施した。国内外の臨床試験データからは肝機能検査値異常の出現を予測する血漿中濃度の閾値は認められていない。

ブイフェンド200mg静注用 電子添文 2022年11月改訂(第3版)、
ブイフェンド錠50mg・200mg 電子添文 2022年11月改訂(第3版)、
ブイフェンドドライシロップ2800mg 電子添文 2022年11月改訂(第3版)より抜粋

ブイフェンドを適正にご使用いただくためにブイフェンドのTDM測定をサポートしています。

ダウンロードするLoading

ブイフェンドを投与している患者様の血中濃度実測値を入力することで、薬物動態パラメーターを推定してグラフ化する、TDMシミュレーションツールがダウンロードできます。

ブイフェンドの相互作用

本剤は、肝代謝酵素CYP2C19、2C9及び3A4で代謝され、CYP2C19、2C9及び3A4の阻害作用を有する(in vitro)。
CYP3Aに対する阻害作用は強い。[ブイフェンド錠50mg・200mg、ブイフェンドドライシロップ2800mg:8.9、16.4参照 ブイフェンド200mg静注用:8.10、16.4参照]

10.1 併用禁忌(併用しないこと)

10.2 併用注意(併用に注意すること)

<警告、禁忌、重要な基本的注意、相互作用>については製品情報ページをご参照ください。
 

ブイフェンド200mg静注用 電子添文:2022年11月改訂(第3版)、
ブイフェンド錠50mg・200mg 電子添文:2022年11月改訂(第3版)、
ブイフェンドドライシロップ2800mg 電子添文:2022年11月改訂(第3版)より抜粋

ブイフェンドの相互作用

本剤は、肝代謝酵素CYP2C19、2C9及び3A4で代謝され、CYP2C19、2C9及び3A4の阻害作用を有する(in vitro)。
CYP3Aに対する阻害作用は強い。[ブイフェンド錠50mg・200mg、ブイフェンドドライシロップ2800mg:8.9、16.4参照 ブイフェンド200mg静注用:8.10、16.4参照]

10.1 併用禁忌(併用しないこと)

10.2 併用注意(併用に注意すること)

<警告、禁忌、重要な基本的注意、相互作用>については製品情報ページをご参照ください。
 

ブイフェンド200mg静注用 電子添文:2022年11月改訂(第3版)、
ブイフェンド錠50mg・200mg 電子添文:2022年11月改訂(第3版)、
ブイフェンドドライシロップ2800mg 電子添文:2022年11月改訂(第3版)より抜粋

2023年1月作成 VFD37M003A

Copyright (c) 2023 Pfizer Japan Inc. All rights reserved.

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