「抗菌薬TDM臨床実践ガイドライン2022」における、ブイフェンドのTDMの適応、実施時期、目標濃度、投与設計などについてのExecutive Summaryをご紹介しています。
▶ CQ1. ボリコナゾール(VRCZ)使用症例においてTDMの適応は?
▶ CQ2. TDMにおいて測定が推奨されるパラメータは何か?
▶ CQ3. 推奨されるTDMの時期は?
▶ CQ4. 成人で推奨されるTDMの目標値は?
▶ CQ5. 成人で推奨される投与設計は?
▶ CQ6. VRCZ治療患者に対するTDMを用いたantifungal stewardshipは有用か?
▶ CQ7. 小児におけるTDMのタイミング、目標濃度、投与設計は?
▶ CQ8. 特殊病態(腎機能低下時、肝機能低下時、妊産婦・授乳婦)におけるVRCZの適切な使用量とTDMは?
▶ CQ9. VRCZにおける薬物間相互作用は?
▶ CQ10. VRCZにおける血中濃度測定法は?
▶ 推奨の定義(区分/等級)
本ガイドラインにおける推奨の強さは下表です。
抗菌薬TDM臨床実践ガイドライン2022/Ⅱ.ガイドラインの作成方法-6
推奨の強さは、①エビデンスの確かさ、②患者の意向・希望、③益と害、④コスト評価、の4項目を評価項目として推奨度を決定した。
真菌領域の特殊性から、科学的根拠のない臨床課題をすべて、「推奨しない」とすることを避け、表1に示すⅢ-A~Cに分類し勧告を行った。
表1 推奨の強さ
抗菌薬TDMガイドライン作成委員会 編:抗菌薬TDM臨床実践ガイドライン2022 1 日本化学療法学会:4, 2022
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