ブイフェンド投与中のTDMにより、安全性に応じた投与量の調整が可能
ブイフェンドの電子化された添付文書より
「外国人患者において、ボリコナゾールの血漿中濃度と肝機能検査値異常発現率の間に統計的に有意な関連性が認められた。日本人健康成人においては、肝機能障害が発生した症例で、かつ、血漿中濃度が測定されていた症例の血漿中濃度トラフ値はいずれも4.5μg/mL以上であった。
また、国内臨床試験では有効性及び安全性に応じた投与量の調整に加え、目安としてトラフ血漿中濃度が4.5μg/mL以上の場合、必要に応じて投与量を減量する血中濃度モニタリングを実施した。国内外の臨床試験データからは肝機能検査値異常の出現を予測する血漿中濃度の閾値は認められていない。」
製品電子添文
ブイフェンドの外来診療における血中濃度測定(TDM)
外来診療で処方いただいているブイフェンドは、安全性に懸念がある場合など、以下の場合に限って、ファイザー株式会社で測定を行い、検査データのご提供が可能です。
(公正競争規約上、下記の場合に限らせていただいておりますので、予めご了承いただきますようお願いいたします。)
〈条件〉
1. 有害事象発現時
2. 安全性確保のため
本件に関するお問い合わせは、ファイザー株式会社の担当MRにいただきますようお願いいたします。
ブイフェンドを投与している入院患者にTDMを実施した場合、特定薬剤治療管理料 1※1を算定できます。
トリアゾール系抗真菌剤(ボリコナゾール)等を数日間以上投与している入院中の患者について、投与薬剤の血中濃度を測定し、その測定結果をもとに投与量を精密に管理した場合、月1回に限り算定する。
「診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について」(通知)
(平成30年[2018年]3月5日 保医発0305 第1号)より抜粋
免疫抑制剤を投与している臓器移植後の患者以外の患者に対して、特定薬剤治療管理に係る薬剤の投与を行った場合は、1回目の特定薬剤治療管理料を算定すべき月に限り、280点を所定点数に加算する。
抗てんかん剤または免疫抑制剤を投与している患者以外の患者に対して行った薬物血中濃度の測定及び計画的な治療管理のうち、4月目以降※2のものについては、所定点数の100分の50に相当する点数により算定する。
「診療報酬の算定方法の一部を改正する件」(告示)
(平成30年[2018年]厚生労働省告示 第43号)より抜粋
※1:医科診療報酬点数における「特定薬剤治療管理料 1」は470 点です。
※2:初回の算定から暦月で数えて4 月目以降。
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