基本情報
ボリコナゾールは、真菌細胞膜の主要成分であるエルゴステロールの合成経路上に作用します。前駆体であるラノステロールおよび(または)エブリコールの14α位(〇)の脱メチル反応に関与するチトクロムP450と特異的に結合し、この酵素の作用をブロックすることにより、エルゴステロールの合成を阻害し、抗真菌作用を発揮します。
監修:山口 英世(帝京大学医真菌研究センター)
(2005年時点)
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