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バイオ医薬品は、生物細胞より作られる製剤であるため、先行バイオ医薬品、バイオシミラーともに、同じ製造工程でも品質特性に違いが生じます。そのため、バイオシミラーは先行バイオ医薬品との同等性/同質性を示すデータに基づいて開発されます。
バイオシミラーの開発では、国際ガイドライン「ICH※ Q5E」のコンセプトに基づいた適切な試験の実施が必要となります。まず種々の品質特性解析を実施し、その後に非臨床試験、臨床試験といったように段階的に同等性/同質性を評価していきます。そして、最終的に、各段階の評価で得られた全てのエビデンスを包括的に判断することが重要とされています。
■ バイオシミラーの同等性/同質性を証明するための段階的アプローチ
バイオシミラーの承認申請では包括的エビデンスが求められているため、新薬に準じた申請資料の提出が要求されます。
バイオシミラーの開発では、品質特性解析に重点が置かれます。構造(アミノ酸配列や糖鎖)や物理的化学的性質、生物活性、免疫化学的性質、純度、物質量などについて広範な解析を実施し、これらの結果を総合的に評価することで先行バイオ医薬品との構造と機能の同等性/同質性を証明します。
品質特性解析の次のステップとして、臨床試験までに、ヒトに投与するための安全性や有効性を確認する必要があるため、非臨床試験を実施します。非臨床試験は、毒性試験と薬理試験が必要とされますが、品質特性解析の結果や毒性試験の結果、先行バイオ医薬品の目的物質(有効成分)の特性に関する情報から評価が必要と判断される場合には、その他の非臨床試験も実施します。例えば、糖鎖の不均一性が生じた場合、体内での薬物動態に影響しないかどうか、薬物動態の試験が必要となる場合があります。
Copyright (c) 2023 Pfizer Japan Inc. All rights reserved.
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