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「接種不適当者を含む注意事項等情報」等は最新の電子添文をご参照ください。

60歳以上の成人を対象としたアブリスボのリアルワールドエビデンス 試験概要Loading
有効性
Loading
安全性
Loading
治験薬接種後最初及び2回目の
流行期終了時点の有効性と安全性
Loading
リアルワールドエビデンス
(RWE)
Loading
無作為化比較試験(RCT)とリアルワールドエビデンス(RWE)の位置付けLoading リアルワールドエビデンス:VISION スタディ(海外データ)Loading リアルワールドエビデンス:KPSC スタディ(海外データ)Loading 60歳以上の成人を対象としたアブリスボの国際共同第Ⅲ相試験成績(RCT)Loading
無作為化比較試験(RCT)とリアルワールドエビデンス(RWE)の位置付け

RCTとRWE(観察研究)の相互補完関係

RCT:無作為化比較試験、RWE:リアルワールドエビデンス、RWD :リアルワールドデータ
植田真一郎:medicina 47: 1134, 2010
松島雅人:薬局 64: 2319, 2013
野尻宗子:薬学雑誌 135: 793, 2015
山本倫生ほか:呼吸 34: 479, 2015
康永秀生:超入門!スラスラわかるリアルワールドデータで臨床研究(第1版)金芳堂:p8-13, 2019

RWEの強み

RWEの限界

RCT:無作為化比較試験、RWE:リアルワールドエビデンス
1)Katkade VB et al.: J Multidiscip Healthc 11: 295, 2018
2)Sarri G:Front Pharmacol 13: 905820, 2022

リアルワールドエビデンス:VISION スタディ(海外データ)

Virtual SARS-CoV-2, Influenza, and Other respiratory viruses Network 2023年10月~2024年3月

試験概要[目的]
米国の60歳以上の成人における、実臨床下でのワクチンの有効性を検討する。
[対象]
米国の電子健康記録ネットワーク(Virtual SARS-CoV-2, Influenza, and Other respiratory viruses Network[VISION])に登録され、2023年10月1日~2024年3月31日にRSV検査を受けた60歳以上の成人
入院件数36,706件(うち免疫不全患者8,435例)、救急外来受診37,842件(うち免疫不全患者1,321例)
なお、本研究で接種されたRSVワクチンにはRSVpreFワクチン(アブリスボ)、RSVPreF3ワクチンが含まれた。
適正なプロモーションの観点より、有効性の結果はアブリスボのみを示す。
[方法]
多施設共同・症例対照研究(Test-negative design)。電子健康記録、州・市の予防接種記録、医療請求データより、イベント発生時にワクチン接種から14日以上経過した患者をワクチン接種群と定義し、ワクチン有効性を評価した。
[評価項目]
RSV関連入院に対するワクチン有効性
RSV関連救急外来受診に対するワクチン有効性
[解析計画]
RSV陽性例および陰性例、ワクチン接種例および未接種例の単変量比較では、標準化平均または標準化比率の差が0.2を超える場合に無視できない群間差とみなした。 RSV陽性例および陰性例、ワクチン接種例および未接種例を比較したオッズ比および95%信頼区間は、年齢、人種および民族、性別、米国におけるRSVワクチン接種推奨日(2023年6月21日)からの経過日数、社会的脆弱性指数の四分位数、非呼吸器系の基礎疾患数、呼吸器系の基礎疾患の有無、米国保健福祉省の地区で調整した多変量ロジスティック回帰モデルを用いて推定し、免疫不全状態とRSV関連入院、RSV関連救急外来受診の組み合わせごとに異なるモデルを用いた。ワクチン有効性は(1-調整オッズ比)×100%で算出した。
[安全性]
本研究では安全性について集計されていなかった。
[Limitation]①RSV関連入院またはRSV関連救急外来受診に至った患者の中に、要因がRSV感染症以外であった者が含まれていた可能性がある。
②RSVワクチンの接種状況の集計は予防接種登録、電子健康記録、レセプトに基づいたため、分類に誤りが生じていた可能性がある。
③RSV検査は医師の判断により実施されたものがほとんどであり、検査方法は施設間でばらつきがあった。
④基礎疾患の集計は電子健康記録に基づいたため、特に救急外来受診の解析で集計漏れがあった可能性がある。
⑤電子健康記録で取得できなかった情報(喫煙歴や長期介護施設の利用状況など)があったため、全ての交絡因子を制御できなかった。
⑥サンプル数が限られていたため、年齢、特定の免疫不全疾患、投与後の期間ごとにワクチン有効性を算出することはできなかった。
⑦VISIONネットワークは8州のみに限定されているため本研究結果は米国住民全般に適応できない可能性がある。
※症例定義が国際共同第Ⅲ相試験(RENOIR試験)では下気道感染症の症状の数および程度で有効性を評価しているのに対し、本研究では入院または救急外来受診といったイベント発生によって有効性を評価しているため、結果の解釈には注意が必要です。Payne AB et al.: Lancet 404(10462): 1547, 2024(著者にファイザー社より本研究とは別の研究に対して支援を受けた者が含まれました)

RSV関連入院に至った患者群の患者背景

*: RSV検査は入院前10日から入院後72時間の間に実施した。RSV検査を複数回実施した場合は陰性判定よりも陽性判定、次に分子アッセイ検査よりも入院日に最も近い検査、ウイルス培養検査、迅速分子学的検査よりも分子学的検査、迅速抗原検査よりも分子学的検査、蛍光抗体検査よりも迅速抗原検査、血清学的検査よりも蛍光抗体検査の結果を優先した。1施設では蛍光抗体検査または血清学的検査の結果が収集されていなかった。ウイルス培養検査、分子検査、迅速分子検査、そして陽性の迅速抗原検査の結果はすべて含まれ、陰性の迅速抗原検査、蛍光抗体検査、血清検査の結果は除外された。
†: RSV陽性例とRSV陰性例の分布の差を示す。
‡: 複数のワクチンを接種した場合、2023年6月21日以前にワクチン接種を受けた場合、入院日の0~13日前にワクチン接種を受けた場合、ワクチンの種類が未収集または不明の場合は除外した。
§: ワクチン未接種例とワクチン接種例の分布の差を示す。
¶: 電子健康記録に人種/民族が入力されていなかった患者を含む。
||: ヒスパニック系以外の民族で、次のいずれかの人種を申告した患者を含む:アメリカンインディアンまたはアラスカ先住民、アジア人、ハワイ先住民またはその他の太平洋諸島民、その他の人種、複数の人種
**: 社会的脆弱性指数は居住地の国勢統計区に基づいて定義した。
††: RSV検査で陽性または陰性となった直近の検体採取日または入院日(検査が入院後に行われた場合)と定義した。
‡‡: 肺疾患、心血管疾患、脳血管疾患、神経筋疾患、血液疾患、内分泌/代謝疾患、腎疾患、胃腸疾患を含む。
§§: RSVワクチンの種類が不明であった1例は除外した。

Payne AB et al.: Lancet 404(10462): 1547, 2024(著者にファイザー社より本研究とは別の研究に対して支援を受けた者が含まれました)

[有効性]
RSV関連入院及びRSV関連救急外来受診に対するアブリスボのワクチン有効性

免疫不全のない60歳以上の成人におけるRSV関連入院及びRSV関連救急外来受診に対するアブリスボのワクチン有効性の推定値

*1 ワクチン接種を受けた患者は、入院および救急外来受診の指標日の少なくとも14日前に、承認されたRSVワクチンを1回接種した。
*2 年齢、人種、民族、性別、基礎疾患、社会的脆弱性指数、施設、暦日、地域により調整。

Payne AB et al.: Lancet 404(10462): 1547, 2024(著者にファイザー社より本研究とは別の研究に対して支援を受けた者が含まれました)より改変

[安全性]
本研究では安全性について集計されていなかった。
アブリスボの安全性情報については最新の電子添文をご参照ください。
Payne AB et al.: Lancet 404(10462): 1547, 2024(著者にファイザー社より本研究とは別の研究に対して支援を受けた者が含まれました)
リアルワールドエビデンス:KPSC スタディ(海外データ)
Kaiser Permanente Southern California 2023年11月~2024年4月
試験概要[目的]
RSV関連の下気道疾患(LRTD)による入院および救急外来受診に対するアブリスボの有効性を評価する。
[対象]
2023年11月24日~2024年4月9日にKaiser Permanente Southern California(KPSC、米国の医療保険組織で、60歳以上の110万人を含む約480万人の会員に医療を提供している)において、LRTDによって入院または救急外来を受診した60歳以上の成人患者5,714例
[方法]
レトロスペクティブ研究(Test-negative design)。KPSCの電子健康記録からICD-10コードを用いてLRTDによって入院または救急外来を受診した患者をレトロスペクティブに特定した。RSV検査の頻度が低いことに伴うバイアスを軽減するために、SARS-CoV-2およびインフルエンザの検査のために採取された検体も含め検査を行い、対象をコントロール(RSV陰性)群と症例(RSV陽性)群に割り付けた。また、LRTDイベント発現の21日以上前にアブリスボを接種している患者をアブリスボ接種例と定義し、ワクチン有効性を検討した。
[評価項目]
RSV関連下気道疾患による入院または救急外来受診に対するワクチン有効性
[解析計画]
オッズ比および95%CIは共変量(受診月、年齢、性別、人種・民族、チャールソン併存疾患指数、受診前1年間の医療利用)を含む多変量ロジスティック回帰分析より算出した。ワクチン効果(VE)は(1-イベント発現のオッズ比)×100%で算出し、多変量ロジスティック回帰分析でアブリスボの有効性を解析した。
症例とコントロールの誤分類を最小限に抑え、コントロール群に他のワクチンで予防可能な病原体が含まれることによる潜在的なバイアスを排除するため、「狭義」のコントロール群を用いて主要解析を行った。また、「広義」のコントロール群を用いて感度解析を行った。
[安全性]
本研究では安全性について集計されていなかった。
[Limitation]LRTD発症者の5%未満しかワクチン接種を受けておらず、推定値の一般化可能性に影響し、サブグループによってはワクチン有効性推定値が安定しない可能性があること、救急外来受診及び入院でのLRTDイベントのすべてに対してRSV検査が実施されたわけではなかったこと。
その他、論文中には記載はないが、リアルワールドエビデンスの一般論として、排除できていない種々の交絡やバイアスの存在が否定できないことなども考えられる。
※症例定義が国際共同第Ⅲ相試験(RENOIR試験)では下気道感染症の症状の数および程度で有効性を評価しているのに対し、本研究では入院または救急外来受診といったイベント発生によって有効性を評価しているため、結果の解釈には注意が必要です。Tartof SY et al.: JAMA Netw Open 7(12): e2450832, 2024 doi: 10.1001/jamanetworkopen.2024.50832. Erratum in: JAMA Netw Open. 2025 Jun 2;8(6):e2523111. doi: 10.1001/jamanetworkopen.2025.23111.(本研究はファイザー社の支援により実施されました。著者にファイザー社の社員が含まれました)

KPSCスタディ フローチャート

a: 回収不能な迅速検査用検体や、インフルエンザ及びSARS-CoV-2陽性であったがRSV検査が行われなかった検体が含まれる。
b: アブリスボの接種に対応していない施設におけるワクチン未接種の救急外来/入院症例を含む。

Tartof SY et al.: JAMA Netw Open 7(12): e2450832, 2024 doi: 10.1001/jamanetworkopen.2024.50832. Erratum in: JAMA Netw Open. 2025 Jun 2;8(6):e2523111. doi: 10.1001/jamanetworkopen.2025.23111.(本研究はファイザー社の支援により実施されました。著者にファイザー社の社員が含まれました)

患者背景

有意水準0.05(両側検定)

a: その他にはアメリカン・インディアン、他の人種・民族分類またはそれらの混血として自己認識した個人を含む。

Tartof SY et al.: JAMA Netw Open 7(12): e2450832, 2024 doi: 10.1001/jamanetworkopen.2024.50832. Erratum in: JAMA Netw Open. 2025 Jun 2;8(6):e2523111. doi: 10.1001/jamanetworkopen.2025.23111.(本研究はファイザー社の支援により実施されました。著者にファイザー社の社員が含まれました)

[有効性]
RSV関連LRTDによる入院および救急外来受診に対するワクチン有効性

RSV関連LRTDによる入院および救急外来受診に対するワクチン有効性

*1: 年齢、性別、イベント発現時期、人種/民族、チャールソン併存疾患指数、過去の外来受診、過去の入院受診、過去の救急外来受診を調整因子とした。
*2: 1例は93歳チャールソン併存疾患指数6、もう1例は63歳チャールソン併存疾患指数4。

Tartof SY et al.: JAMA Netw Open 7(12): e2450832, 2024 doi: 10.1001/jamanetworkopen.2024.50832. Erratum in: JAMA Netw Open. 2025 Jun 2;8(6):e2523111. doi: 10.1001/jamanetworkopen.2025.23111.(本研究はファイザー社の支援により実施されました。著者にファイザー社の社員が含まれました)

[有効性]
患者背景、重症度別のRSV関連LRTDによる入院または救急外来受診に対するワクチン有効性

RSV関連LRTDによる入院または救急外来受診に対するワクチン有効性(患者背景、重症度別)

*1: 年齢、性別、イベント発現時期、人種/民族、チャールソン併存疾患指数、過去の外来受診、過去の入院受診、過去の救急外来受診を調整因子とした。
*2: このエンドポイントに含まれる95%CIは他のエンドポイントとの比較のために提供された。このエンドポイントに関する事前に規定された正式な中間解析では99.99%CIは(-754, 100)が使用された。
*3: この推定値は喘息、慢性閉塞性肺疾患、うっ血性心不全、冠動脈疾患、その他の慢性的な肺、心、腎、肝疾患、糖尿病、神経疾患、脳卒中、自己免疫疾患、免疫不全状態および免疫抑制剤、HIV、AIDS、がん、臓器移植、血液疾患など基礎疾患に基づく重症化リスクが高い人に限定される。

Tartof SY et al.: JAMA Netw Open 7(12): e2450832, 2024 doi: 10.1001/jamanetworkopen.2024.50832. Erratum in: JAMA Netw Open. 2025 Jun 2;8(6):e2523111. doi: 10.1001/jamanetworkopen.2025.23111.(本研究はファイザー社の支援により実施されました。著者にファイザー社の社員が含まれました)
[安全性]
本研究では安全性について集計されていなかった。
アブリスボの安全性情報については最新の電子添文をご参照ください。
Tartof SY et al.: JAMA Netw Open 7(12): e2450832, 2024 doi: 10.1001/jamanetworkopen.2024.50832. Erratum in: JAMA Netw Open. 2025 Jun 2;8(6):e2523111. doi: 10.1001/jamanetworkopen.2025.23111.(本研究はファイザー社の支援により実施されました。著者にファイザー社の社員が含まれました)

「接種不適当者を含む注意事項等情報」等は最新の電子添文をご参照ください。

60歳以上の成人を対象にアブリスボの有効性、免疫原性及び安全性を評価した国際共同第Ⅲ相有効性試験(C3671013試験:RENOIR試験)[検証試験]

社内資料:国際共同第Ⅲ相試験(C3671013試験)
社内資料:人口統計学的特性およびその他の特性(安全性集団)(2024年承認時評価資料)
社内資料:カテゴリー別有害事象の概要(2024年承認時評価資料)
審査報告書(2024年03月26日)7.3.1, 承認時評価資料
審査報告書(2024年03月26日)7.R.1.1, 承認時評価資料
Walsh EE et al.: N Engl J Med 388(16): 1465, 2023(本試験はファイザー社の資金により実施された)
電子添文2025年9月改訂(第3版)

試験概要

■試験概要

[目的]
60歳以上の成人における、アブリスボ(以下、本剤)接種による安全性、免疫原性及びRSウイルス(RSV)を原因とする下気道疾患(LRTI-RSV)の予防に対する有効性を評価する。
※ 本試験での60歳以上の成人における免疫原性の評価については電子添文では言及されているが、試験の目的としては探索的なため、記載していない。

[デザイン]
第Ⅲ相、多施設共同、無作為化、二重盲検、プラセボ対照試験(中間解析[主要な解析結果]:データカットオフ日 2022年7月14日)

[対象]
健康又は安定した慢性疾患を有する60歳以上の成人34,383例(無作為割り付け時)

[方法]
治験参加者を本剤群(120㎍*1)又はプラセボ群に1:1の比で無作為割り付け後、治験薬を筋肉内に単回接種し、15日目(治験薬接種日を1日目とする)から最初のRSV流行期の間及び2回目のRSV流行期の間、急性呼吸器疾患(ARI)症状についてサーベイランスを行った。治験薬接種後1ヵ月時まで有害事象を収集し、治験参加期間を通じて新たに診断された慢性疾患、及び重篤な有害事象を収集した。さらに、採血又は鼻腔スワブの採取後48時間以内に発現した治験手順と関連する有害事象を収集した。
また、米国及び日本の一部の治験実施医療機関からの治験参加者7,169例(本剤群:3,630例、プラセボ群:3,539例)において治験薬接種後7日間、事前に規定した注射部位反応及び全身性の事象を電子日誌に収集し評価した。
※ 本試験の有効性中間解析データはデータカットオフ日(2022年7月14日)時点で、最初のRSV流行期の期間に同定された有効性評価項目の初発例から得られたものである。

用法及び用量(抜粋)
〈60歳以上の者におけるRSウイルスによる感染症の予防〉 抗原製剤を専用溶解用液全量で溶解後、1回0.5mLを筋肉内に接種する。

[評価項目]
主要評価項目

  • 治験薬接種後最初のRSV流行期*3における2つ以上の症状を有するRSVを原因とする下気道疾患(LRTI-RSV)の初発例※1
  • 治験薬接種後最初のRSV流行期における3つ以上の症状を有するLRTI-RSVの初発例※1

副次評価項目※2

  • 治験薬接種後最初のRSV流行期におけるRSVを原因とする急性呼吸器疾患(ARI-RSV)の初発例
  • 治験薬接種後最初のRSV流行期におけるRSVを原因とする高度の下気道疾患(sLRTI-RSV)の初発例※3

安全性

  • 治験薬接種後7日間の注射部位反応及び全身性の事象*4
  • 治験薬接種後1ヵ月間の有害事象
  • 治験薬接種後の試験期間中の重篤な有害事象
  • 治験薬接種後の試験期間中に新たに診断された慢性疾患
※1 検証的解析項目
※2 副次評価項目は1回目の流行期のみ記載した。
※3 sLRTI-RSV初発例は、中間解析のデータカットオフ日までに必要最低例数に満たなかったため、この評価項目の有効性中間解析は実施せず、最初のRSV流行期終了時に解析予定とした。
[症例定義]
2つ以上又は3つ以上の症状を有するARI-RSV、LRTI-RSV、sLRTI-RSVを以下のように定義した。
[解析計画]
本試験では、主要評価項目である治験薬接種後最初のRSV流行期における2つ以上の症状を有するLRTI-RSVの初発例に対する本剤の真のワクチン有効性を70%と仮定し、有意水準両側5%のもとで90%以上の検出力をもって、ワクチン有効性の両側95%CIの下限が20%を超えることを検証するために必要な、2つ以上の症状を有するLRTI-RSVの初発例は59例と算出された。そのため本試験では、主要評価項目である治験薬接種後最初のRSV流行期における2つ以上の症状を有するLRTI-RSVの初発例59例の集積を目標とし、2つ以上の症状を有するLRTI-RSVの初発例が29例以上になった時点で中間解析を実施可能とした。中間解析の時点でもう一つの主要評価項目である3つ以上の症状を有するLRTI-RSVの初発例が15例以上認められた場合には、当該評価項目を有効性中間解析に含めることとされた。また、北半球及び南半球の全ての治験実施医療機関の最初のRSV流行期終了時及び2回目のRSV流行期終了時に解析を行うこととした。
有効性は評価可能有効性集団*5を対象に解析することとした。主要評価項目の成功基準は、2つ以上の症状を有するLRTI-RSVに対するワクチン有効性のPocock調整CI(中間解析を実施した場合)又は両側95%CI(中間解析を実施しなかった場合)の下限が20%を上回った場合とした。ワクチン有効性は、プラセボ群に対する本剤群の相対リスク減少率と定義し、1−(P/[1−P])(Pは本剤群の感染者数を総感染者数で除した値)、CIは二項分布に基づく条件付き正確検定を用いて算出することとした。ARI-RSVに対するワクチン有効性は記述的に評価することとした。また、主要評価項目のサブグループ解析を、接種時の年齢層(60-69歳、70-79歳、80歳以上)、性別(男性、女性)、人種(白人、黒人又はアフリカ系アメリカ人、アジア人)、民族(ヒスパニック又はラテン系、非ヒスパニック又は非ラテン系)、リスク状態(事前に規定した重要な病歴)別(病歴あり、心肺リスクあり、病歴なし)、国(米国、カナダ、オランダ、南アフリカ、アルゼンチン、日本)別に実施することとした。
安全性は安全性集団*6を対象に、有害事象の発現例数及び割合を要約することとした。また、治験薬接種後7日間の注射部位反応及び全身性の事象は、電子日誌サブセット安全性集団*7の電子日誌データをもとに発現例数及び割合を要約した。
RENOIR:RSV vaccine efficacy study in older adults immunized against RSV disease
LRTI:lower respiratory tract illness(下気道疾患)
ARI:acute respiratory illness(急性呼吸器疾患)
*1 本剤はRSV融合前Fタンパク質抗原120μg/0.5mLの接種が確保できるよう製剤が設計されており、試験においてはバイアル製剤を専用溶解用液で溶解後、全量を接種することとされた。
*2 治験薬接種日を1日目として15日目から最初のRSV流行期終了まで
*3 治験参加国/地域の疫学データに基づき、最初のRSV流行期終了が判断された。
*4 注射部位反応として注射部位疼痛、発赤、腫脹、全身性の事象として発熱、悪心、嘔吐、下痢、頭痛、疲労、筋肉痛、関節痛が事前に規定されていた。
*5 本治験に適格であり、無作為割り付けされた治験薬の接種を受け、確定したARI又はLRTI症例の症状発現日前に重大なプロトコール違反がなく、接種後15日までのフォローアップ期間のある治験参加者
*6 本剤又はプラセボを接種した治験参加者
*7 安全性集団のうち、米国及び日本の一部の治験実施医療機関からの治験参加者7,169例(本剤群:3,630例、プラセボ群:3,539例)

■治験参加者背景(安全性集団)

※ 重複登録のため治験薬の接種を複数回受けた治験参加者のうち、本剤を1回以上接種した場合は本剤群、その他の治験参加者はプラセボ群に割り付けた。
*1 これらの値はパーセント値計算の分母として使用された。
*2 重複登録のため治験薬の接種を複数回受けた治験参加者では、初登録時の治験参加者IDに基づき解析した。
*3 重複登録により治験薬の接種を複数回受けた治験参加者では、当該治験参加者に割り当てられた複数の治験参加者IDに対して報告された病歴をすべて含めた。
*4 COPD及びその他の肺疾患を含む。
*5 CHF及びその他の心疾患を含む。
*6 呼吸数92(回/分)は臨床的に重大ではなく、原資料に対して正しい数値でないことが治験責任医師により確認された。

社内資料:人口統計学的特性およびその他の特性(安全性集団)(2024年承認時評価資料)

用法及び用量(抜粋)
〈60歳以上の者におけるRSウイルスによる感染症の予防〉 抗原製剤を専用溶解用液全量で溶解後、1回0.5mLを筋肉内に接種する。

■治験参加者の内訳(安全性集団)

Walsh EE et al.: N Engl J Med 388(16): 1465, 2023
Copyright © 2023 Massachusetts Medical Society. All rights reserved.

Walsh EE et al.: N Engl J Med 388(16): 1465, 2023
データカットオフ日:2022年7月14日
有効性

中間解析(主要な解析結果)

[主要評価項目]治験薬接種後最初のRSV流行期における2つ以上の症状を有するLRTI-RSV初発例(検証的解析結果)

治験薬接種後最初のRSV流行期における2つ以上の症状を有するLRTI-RSV初発例[15日目からARIサーベイランスのデータカットオフ日(2022年7月8日)まで]は、本剤群で11例、プラセボ群で33例に認められ、ワクチン有効性は66.7%(96.66%CI:28.8, 85.8)でした。ワクチン有効性のCIの下限が20%を上回り、事前に規定した本評価項目の成功基準を満たしました。

治験薬接種後最初のRSV流行期における2つ以上の症状を有するLRTI-RSV初発例の累積発現例数及びワクチン有効性(評価可能有効性集団)

ワクチン有効性を、治験薬接種後最初のRSV流行期に報告された評価項目初発例のプラセボ群に対する本剤群の相対リスク減少率と定義し、1–(P/[1–P])より算出した。Pは本剤群の感染者数を総感染者数で除したものである。主要評価項目におけるワクチン有効性の成功基準は、CIの下限が20%を上回ることであった。中間解析実施時点の情報分数に基づくPocock調整CI(信頼係数は96.66%)データカットオフ日:2022年7月14日
審査報告書(2024年03月26日)7.3.1, 承認時評価資料

[主要評価項目]治験薬接種後最初のRSV流行期における3つ以上の症状を有するLRTI-RSV初発例(検証的解析結果)

治験薬接種後最初のRSV流行期における3つ以上の症状を有するLRTI-RSV初発例[15日目からARIサーベイランスのデータカットオフ日(2022年7月8日)まで]は、本剤群で2例、プラセボ群で14例に認められ、ワクチン有効性は85.7%(96.66%CI:32.0, 98.7)でした。ワクチン有効性のCIの下限が20%を上回り、事前に規定した本評価項目の成功基準を満たしました。

治験薬接種後最初のRSV流行期における3つ以上の症状を有するLRTI-RSV初発例の累積発現例数及びワクチン有効性(評価可能有効性集団)

ワクチン有効性を、治験薬接種後最初のRSV流行期に報告された評価項目初発例のプラセボ群に対する本剤群の相対リスク減少率と定義し、1–(P/[1–P])より算出した。Pは本剤群の感染者数を総感染者数で除したものである。主要評価項目におけるワクチン有効性の成功基準は、CIの下限が20%を上回ることであった。中間解析実施時点の情報分数に基づくPocock調整CI(信頼係数は96.66%)LRTI:lower respiratory tract illness(下気道疾患)データカットオフ日:2022年7月14日
審査報告書(2024年03月26日)7.3.1, 承認時評価資料
安全性

中間解析(主要な解析結果)

[安全性]治験薬接種後7日間の注射部位反応及び全身性の事象

治験薬接種後7日間に治験参加者から報告された注射部位反応及び全身性の事象の発現状況は以下のとおりでした。
注射部位反応及び全身性の事象の重症度の大部分は軽度から中等度であり、発現から1~2日で消失しました。

電子日誌に報告された注射部位反応及び全身性の事象の発現状況(電子日誌サブセット安全性集団)

* 副反応として特定された事象データカットオフ日:2022年7月14日
電子添文2025年9月改訂(第3版)

[安全性]治験薬接種後1ヵ月間の有害事象

  • カテゴリー別の治験薬接種後1ヵ月間の有害事象
    治験薬接種後1ヵ月間に認められた有害事象は本剤群17,215例中1,544例(9.0%)、プラセボ群17,069例中1,453例(8.5%)でした。

カテゴリー別の治験薬接種後1ヵ月間の有害事象(安全性集団)

*1 これらの値はパーセント値計算の分母として使用された。
*2 即時性の有害事象は、治験薬接種後30分間の観察期間中に報告された有害事象である。

データカットオフ日:2022年7月14日
社内資料:カテゴリー別有害事象の概要(2024年承認時評価資料)
  • 主な治験薬接種後1ヵ月間の有害事象
    治験薬接種後1ヵ月間に認められた発現割合が0.2%以上の有害事象は以下のとおりでした

治験薬接種後1ヵ月間の有害事象(いずれかの群で発現割合0.2%以上)(安全性集団)

データカットオフ日:2022年7月14日
審査報告書(2024年03月26日)7.3.1, 承認時評価資料
※治験薬接種後1ヵ月間の重篤な有害事象、死亡に至った有害事象の詳細については集計していない。

[安全性]治験薬接種後の試験期間中の有害事象

  • カテゴリー別の治験薬接種後の試験期間中の有害事象
    試験期間中[治験薬接種後データカットオフ日(2022年7月14日)まで]に有害事象は、本剤群で2,234例(13.0%)、プラセボ群で2,181例(12.8%)に認められました。

カテゴリー別の治験薬接種後の試験期間中の有害事象(安全性集団)

*1 これらの値はパーセント値計算の分母として使用された。
*2 即時性の有害事象は、治験薬接種後30分間の観察期間中に報告された有害事象である。
データカットオフ日:2022年7月14日
社内資料:カテゴリー別有害事象の概要(2024年承認時評価資料)
  • 治験薬接種後の試験期間中の重篤な有害事象
    試験期間中[治験薬接種後中間解析のデータカットオフ日(2022年7月14日)まで]に重篤な有害事象は、本剤群で396例(2.3%)、プラセボ群で387例(2.3%)に認められました。主な事象は、急性心筋梗塞、心房細動、冠動脈疾患、虚血性脳卒中各11例、プラセボ群では急性心筋梗塞13例、心房細動、心筋梗塞、敗血症、急性腎障害各11例でした。
    また、試験期間中[治験薬接種後中間解析のデータカットオフ日(2022年7月14日)まで]に死亡に至った有害事象は、本剤群で52例(0.3%)、プラセボ群で49例(0.3%)に認められました。2例以上に認められた事象は、本剤群では心肺停止6例、心停止4例、心筋梗塞、COVID-19、呼吸不全各3例、急性心筋梗塞、心不全、うっ血性心不全、急性呼吸不全、死亡、自殺既遂各2例、プラセボ群では急性心筋梗塞、死亡各5例、心肺停止、心停止各4例、COVID-19肺炎、慢性閉塞性肺疾患、突然死、脳血管発作各2例でした。
データカットオフ日:2022年7月14日
審査報告書(2024年03月26日)7.3.1, 承認時評価資料
有効性・安全性|新生児・乳幼児
2025年11月作成 ABR39P023A
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