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お知らせ
弊社製品チャンピックス錠の供給問題のご案内を致します。ご迷惑をお掛けすることとなり心から深くお詫び申し上げます。
2022年8月 チャンピックス錠出荷停止継続のお詫びとご案内
2021年11月 チャンピックス錠供給(出荷保留継続)に関するご案内とお詫び
2021年7月 チャンピックス錠回収に関するご案内とお詫び
監修:大阪国際がんセンター がん対策センター 疫学統計部 副部長 田淵 貴大 先生
ご所属等は本コンテンツ掲載当時のものです。
加熱式タバコは市場導入されてからまだ日が浅く、ヒトの発がんリスクに関する疫学的評価は不十分であるが、加熱式タバコの主流煙に含まれる有害物質量の測定がすでに実施されている2)。加熱式タバコの主流煙の成分分析の結果によると、ニコチンは一般的な紙巻のタバコと同程度、発がん性物質であるタバコ特異的ニトロソアミン(TSNA: tobacco-specific nitrosamine)は紙巻タバコの1/5程度、また、一酸化炭素が1/100程度検出された(図2)2)。たしかに減少はしているものの、加熱式タバコの主流煙からも有害物質は排出されている。毒性学の観点からも有害物質の減少率と病気になるリスクの減少率は必ずしも比例しないと考えられ、ニトロソアミンなど特にDNAを障害する発がん性物質3)では安全な閾値は設定されないため4)、有害物質が減ったことは健康被害のリスク減少の根拠にはならない。さらに、循環器疾患への影響を考えると、紙巻タバコの喫煙本数と虚血性心疾患の発症リスクの関係を示した報告では、受動喫煙のない非喫煙者と比べて、1日20本の喫煙で80%、1日5本の喫煙で50%、非喫煙者でも受動喫煙(1日0.2本の喫煙に相当)によって30%もリスク増加することが示されている5)。紙巻タバコから加熱式タバコに完全に切り替えて、仮に紙巻タバコのリスクの半分にできたとしても、完全な禁煙に勝るものはないと考えられる。
加熱式タバコによる受動喫煙のリスクもあると考えられている。実際、先述の国内使用実態調査1)において、加熱式タバコによる受動喫煙の経験者の37.0%が、受動喫煙の影響による何らかの症状を訴えた(のどの痛み 20.6%、目の痛み 22.3%、気分の悪化 25.1%、他の痛みやそれ以外の症状 13.4%)と報告されている。
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