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接種不適当者を含む注意事項等情報は、電子添文 をご参照ください。※プレベナー20ページから離れます。
肺炎球菌による疾患に罹患するリスクが高いと考えられる者を対象としたPCV13の国内第Ⅲ相試験(B1851172試験)が、本剤接種の有効性を支持するため承認申請に評価資料として使用されたため、その結果を記載します。
目的
肺炎球菌ワクチン接種歴のない6歳以上65歳未満の肺炎球菌による疾患に罹患するリスクが高いと考えられる者(日本人)を対象として、プレベナー13(PCV13)単回接種時の安全性、忍容性及び免疫原性を評価する。
試験デザイン
多施設共同、単群、非盲検試験
対象
肺炎球菌ワクチン接種歴のない6歳以上65歳未満の肺炎球菌による疾患に罹患するリスクが高いと考えられる者(日本人) 206例
[リスクには、慢性心疾患、慢性肺疾患、慢性肝疾患、慢性腎疾患、糖尿病、血液又は固形臓器の悪性腫瘍、HIV感染、免疫抑制作用を有する薬剤での治療、その他の疾患(潰瘍性大腸炎、無脾症候群、原発性免疫不全症候群、結合組織障害)が含まれた。]
方法
PCV13 0.5mLを1回筋肉内接種した。予定された治験参加期間は約1ヵ月(29~43日間)とした。
評価項目及び方法
安全性
ワクチン接種日から、6歳以上18歳未満の被験者では被験者の代諾者(親又は法的保護者)が7日間、18歳以上65歳未満の被験者では被験者が14日間、局所反応(ワクチン接種部位の疼痛、紅斑及び腫脹)、全身反応[発熱(37.5℃以上)、疲労、頭痛、嘔吐、下痢、筋肉痛、関節痛]、及び症状治療を目的とした解熱剤又は鎮痛剤の使用について記録した。また、ワクチン接種後30分以内に発現した急性反応を評価し、即時型有害事象として記録した。
免疫原性
PCV13接種前(1日目:Visit 1)及び接種1ヵ月後(Visit 1の28~42日後:Visit 2)の合計2回、免疫応答評価用に血液検体を採取した。オプソニン化貪食活性(OPA)アッセイ及び直接Luminex抗肺炎球菌イムノアッセイを用いて、13共通血清型(1、3、4、5、6A、6B、7F、9V、14、18C、19A、19F、23F)に対するOPA抗体価及び肺炎球菌血清型特異的免疫グロブリンG(IgG)抗体濃度を測定した。
■安全性
主要評価項目
その他の評価項目
■免疫原性
副次評価項目
解析計画
本試験では、正式な統計学的比較を実施しなかった。
■安全性:
6歳以上18歳未満の年齢グループに対してワクチン接種後7日間、18歳以上65歳未満の年齢グループに対してワクチン接種後14日間の局所(注射部位)及び全身性の反応を発現した被験者の割合を算出し※、6歳以上18歳未満及び18歳以上65歳未満の年齢グループごとに、重症度別集計を含めて記述的に要約した。有害事象は全体の被験者に対して要約し、さらに、6歳以上18歳未満及び18歳以上65歳未満の年齢グループごとに有害事象及び重篤な有害事象を要約した。
■免疫原性:
PCV13に含まれる13種の血清型について、ワクチン接種前、ワクチン接種1ヵ月後に対するOPA GMT、IgG GMC、OPA GMFR、IgG GMFR及びそれらの両側95%信頼区間(CI)などを示した。
国内のPCV13はPCV20に切り換わり販売終了致しました。
18歳以上65歳未満の被験者において、PCV13接種後14日間(接種当日含む)の局所(注射部位)の反応は67.1%(98/146例)に認められました。また、6歳以上18歳未満の被験者において、PCV13接種後7日間(接種当日含む)の局所(注射部位)の反応は82.7%(43/52例)に認められました。
局所の反応の発現割合(安全性解析対象集団)
18歳以上65歳未満の被験者において、PCV13接種後14日間(接種当日含む)の全身性の反応は58.6%(85/145例)に認められました。また、6歳以上18歳未満の被験者において、PCV13接種後7日間(接種当日含む)の全身性の反応は60.8%(31/51例)に認められました。
全身性の反応の発現割合(安全性解析対象集団)
治験期間中の全症例、及び年齢グループ別でみた18歳以上65歳未満及び6歳以上18歳未満の有害事象は表のとおりでした。
有害事象(主要評価項目)
年齢グループ別での有害事象(主要評価項目)
治験期間中の重篤な有害事象の発現は認められませんでした。
死亡例は認められませんでした。
ワクチン接種後30分以内に発現した即時型有害事象は報告されませんでした。
治験期間中に、安全性に関する理由により投与中止に至った被験者は報告されませんでした。
製品の詳細は 電子添文 をご確認ください。
※プレベナー20ページから離れます。
PCV13接種1ヵ月後における13種の血清型(13共通血清型)のOPA GMTは、PCV13接種前と比較して上昇しました。PCV13接種前からPCV13接種1ヵ月後に対するOPA GMFRは5.5~61.7の範囲でした。
ワクチン接種前と接種1ヵ月後のOPA GMT及びGMFR
PCV13接種1ヵ月後における13種の血清型(13共通血清型)のIgG GMCは、PCV13接種前と比較して上昇しました。PCV13接種前からPCV13接種1ヵ月後に対するIgG GMFRは4.605~47.565の範囲でした。
ワクチン接種前と接種1ヵ月後のIgG GMC及びGMFR
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