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薬物動態■ 血中濃度■ 単回投与(外国人データ)1)

健康成人(各6例)にエトラシモド(カプセル)1mg又は3mgを単回経口投与したとき、Cmax、AUC144、AUCinfは用量比例性を示した。t1/2はエトラシモド1mg群で32.8時間、エトラシモド3mg群で35.0時間であった。

健康成人における単回経口投与時の薬物動態パラメータ 対象:健康成人各6例
方法:エトラシモド1mg又は3mgを単回経口投与し、薬物動態を検討した。
■ 反復投与(日本人及び外国人データ)2),3)

日本人及び外国人の健康成人各10例に対し、エトラシモド2mgを1日1回、7日間反復投与したときのエトラシモド曝露量(Cmax及びAUCtau)は以下のとおりであった。Cmax及びAUCtauを用量及び体重により補正すると、外国人に対する日本人の幾何平均値の比の点推定値はほぼ1となり、民族集団間での曝露量の違いは人種ではなく主に体重の差に起因すると考えられた。

反復投与時の薬物動態パラメータ 反復投与時の血漿トラフ濃度の推移 用量及び体重で補正した薬物動態パラメータ 対象:日本人及び外国人(白人)の健康成人男性各10例
方法:エトラシモド2mgを1日1回7日間反復経口投与し、薬物動態を検討した。
■ 潰瘍性大腸炎患者における反復投与(日本人及び外国人データ)4)

潰瘍性大腸炎患者を対象とした第相試験における事後パラメータ推定値を用い、エトラシモド2mgを1日1回、経口投与したときのシミュレーションからエトラシモドの薬物動態を推定したところ、AUCssは1980ng・h/mL、Cmax,ssは101ng/mLであった。

反復投与時の定常状態における薬物動態パラメータの予測値
AUCss:定常状態における濃度-時間曲線下面積
Cmax, ss:定常状態における最高濃度
Ctrough, ss:定常状態におけるトラフ濃度
t1/2, eff:有効半減期
t1/2, term:消失半減期
対象:中等症から重症の活動性潰瘍性大腸炎を有する患者
方法:エトラシモドの母集団PK解析(完了した第相試験の20試験の併合データ)より、APD334-203試験、APD334-301/ELEVATE UC 52試験、APD334-302/ELEVATE UC 12試験の潰瘍性大腸炎患者における事後パラメータ推定値を用いて、エトラシモド2mgを反復投与したときのシミュレーションから薬物動態パラメータを検討した。
■ 腎機能障害患者(外国人データ)5)

重度腎機能障害又は末期腎不全(ESRD:end stage renal disease)を有する治験参加者(eGFR≦29mL/min)及び腎機能正常治験参加者各8例に、エトラシモド2mgを単回経口投与したとき、Tmax中央値は重度腎機能障害群で4時間、腎機能正常群で2時間であった。Cmaxの算術平均値は重度腎機能障害群で31.5ng/mL、腎機能正常群で35.2ng/mL、AUCinfの算術平均値はそれぞれ1550ng・h/mL、1662ng・h/mL、t1/2の算術平均値はそれぞれ47.8時間、52.0時間であった。

単回経口投与時の薬物動態パラメータ
※ 重度腎機能障害3例、透析を要するESRD5例
対象:重度の腎機能障害又はESRDを有する治験参加者(血液透析の必要性を問わずeGFRが29mL/min以下)及び人口統計学的特性(年齢、BMI、性別及び喫煙状況)をマッチさせた腎機能正常治験参加者各8例
方法:エトラシモド2mgを単回経口投与し、薬物動態を検討した。
■ 肝機能障害患者(外国人データ)6)

軽度(Child-Pugh分類A)、中等度(Child-Pugh分類B)又は重度(Child-Pugh分類C)の肝機能障害を有する治験参加者22例と肝機能正常治験参加者22例に、エトラシモド2mgを単回経口投与した。正常~重度の肝機能障害群のTmax中央値は4~8時間の範囲であった。t1/2の算術平均値は、肝機能正常群では43.9~59.5時間、すべての肝機能障害群では55.7~76.5時間であった。

単回経口投与時の薬物動態パラメータ
各肝機能障害群について、人口統計学的特性(年齢、性別、体重)をマッチさせた肝機能正常治験参加者
n=5
対象:軽度(Child-Pugh分類A)、中等度(Child-Pugh分類B)又は重度(Child-Pugh分類C)の肝機能障害を有する治験参加者22例及び人口統計学的特性(年齢、性別及び体重)をマッチさせた肝機能正常治験参加者22例
方法:エトラシモド2mgを単回経口投与し、薬物動態を検討した。
■ 食事の影響(外国人データ)7)

健康成人18例に対し、エトラシモド2mgを高脂肪食摂取後又は絶食下で単回投与したとき、食事の影響は認められなかった。

薬物動態パラメータへの食事の影響
対象:健康成人18例
方法:エトラシモド2mgを高脂肪食摂取後又は絶食下で単回投与し、薬物動態を検討した。
■ 吸収(外国人データ)8)

健康成人8例に14C標識エトラシモド2mgを単回経口投与したとき、血漿中エトラシモドと血漿中総放射能のCmaxはそれぞれ41.5ng/mL及び49.9ng・eq/gで、エトラシモドの約83%が未変化体として吸収された。

■ 分布■ 分布容積(外国人データ)9)

健康成人10例にエトラシモド2mgを1日1回21日間反復経口投与したときのVz/F平均値は66.2Lであった。

■ 蛋白結合率(in vitro10)

エトラシモドのヒト血漿蛋白結合率は97.9%であった。

■ 血球中への移行(in vitro10)

ラット、イヌ、サルのプール血液及びヒト血液を用いてエトラシモドの血球移行性を検討したところ、血液/血漿中濃度比はそれぞれ0.859~0.956、0.647~0.755、0.828~0.999、0.643~0.821であり、エトラシモドは血液中の細胞外成分に分布する傾向が示された。

■ 胎盤通過性(ラット、ウサギ)11),12)

エトラシモドの胎盤通過性は検討していないが、ラット又はウサギの胚・胎児発生に関する試験において胚・胎児死亡率の増加及び催奇形性が認められた。ラットでは外表奇形、内臓奇形、内臓変異、着床後胚損失率の高値、生存胎児数及び生存胎児割合の低値、ウサギでは内臓奇形、骨格奇形、骨格変異、着床後胚損失率の高値、生存胎児数の減少が認められた。

■ 乳汁移行性(ラット)13),14)

エトラシモドの乳汁移行性は検討していないが、ラットの出生前・出生後の発生に関する試験において、授乳期間中にF1世代の出生児の血漿中にエトラシモドが検出されたことから、母乳を介してエトラシモドに曝露された可能性が示唆された。

■ 代謝(外国人データ)15)

エトラシモドは主に肝代謝により消失し、CYP2C8(38%)、CYP2C9(37%)、CYP3A4(22%)によって主に水酸化体及び酸化体へと代謝され、CYP2C19、CYP2J2によってもわずかに代謝される。血中に最も多く認められた代謝物はCYP2C8及びCYP2C9によって生成される水酸化代謝物であるM3及びCYP2C8によって生成されるケトン代謝物であるM6であったが、いずれも総放射能の10%未満であった。

■ 排泄(外国人データ)8)

健康成人8例に14C標識エトラシモド2mgを投与したとき、投与336時間後までに投与放射能の82.0%が糞中、4.89%が尿中に排泄された。糞中では未変化体、M3、M36(エトラシモド-オキシ硫酸塩)がそれぞれ総放射能の11.2%、22.1%、18.9%を占めた。なお、尿中に未変化体は検出されなかった。

■ 薬物相互作用(外国人データ)■ フルコナゾール16)

健康成人18例にフルコナゾール200mg(1日目は400mg)を15日間1日1回反復経口投与し、5日目にエトラシモド1mgを併用で単回経口投与したとき、エトラシモドのCmaxは12%増加し、AUCinfは84%増加した。

■ gemfibrozil※ 16)

健康成人18例に、gemfibrozil※ 600mgを15日間1日2回反復経口投与し、5日目にエトラシモド1mgを併用で単回経口投与したとき、エトラシモドのCmaxは12%増加し、AUCinfは36%増加した。

※ 国内未承認薬
■ イトラコナゾール17)

健康成人18例に、イトラコナゾール200mgを13日間1日1回反復経口投与し、5日目にエトラシモド1mgを併用で単回経口投与したとき、エトラシモドのCmaxは6%増加し、AUCinfは32%増加した。

■ リファンピシン16)

健康成人18例にリファンピシン600mgを15日間1日1回反復経口投与し、8日目にエトラシモド2mgを併用で単回経口投与したとき、エトラシモドのCmaxは24%増加し、AUCinfは49%低下した。

社内資料(承認時評価資料):単回投与用量漸増試験(CTD2.7.2.2.2.1.1)社内資料(承認時評価資料):反復投与試験(CTD2.7.2.2.2.1.8)社内資料(承認時評価資料):単回および反復投与時の薬物動態(CTD2.7.2.3.1.1.1)社内資料(承認時評価資料):第1~3相試験の併合データに基づく母集団薬物動態解析(CTD2.7.2.3.3.1)社内資料(承認時評価資料):腎機能障害の影響(CTD2.7.2.2.2.1.11)社内資料(承認時評価資料):肝機能障害の影響(CTD2.7.2.2.2.1.7)社内資料(承認時評価資料):食事の影響(CTD2.7.1.2.3)社内資料(承認時評価資料):ヒトマスバランス試験(CTD2.7.2.2.2.1.6)社内資料(承認時評価資料):反復投与用量漸増試験(CTD2.7.2.2.2.1.2)社内資料(承認時評価資料):分布 In vitro(CTD2.6.4.4.1)社内資料(承認時評価資料):妊娠ラットを用いた胚・胎児発生に関する試験(CTD2.6.6.6.2.3)社内資料(承認時評価資料):妊娠ウサギを用いた胚・胎児発生に関する試験(CTD2.6.6.6.2.5)社内資料(承認時評価資料):ラットを用いた出生前・出生後の発生に関する経口投与用量設定試験(CTD2.6.6.6.3.1)社内資料(承認時評価資料):PHARMACOKINETICS:STUDY IN PREGNANT OR NURSING ANIMALS(CTD2.6.5.7)社内資料(承認時評価資料):代謝(CTD2.6.4.5)社内資料(承認時評価資料):フルコナゾール、ゲムフィブロジル又はリファンピシンとの薬物相互作用(CTD2.7.2.2.2.1.5)社内資料(承認時評価資料):イトラコナゾールとの薬物相互作用(CTD2.7.2.2.2.1.14)

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)(抜粋)
2.6 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5参照]

4. 効能又は効果
中等症から重症の潰瘍性大腸炎の治療(既存治療で効果不十分な場合に限る)
6. 用法及び用量
通常、成人にはエトラシモドとして2mgを1日1回経口投与する。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意(抜粋)
9.3 肝機能障害患者

患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。血中濃度が上昇するおそれがある。また、肝機能障害がさらに悪化するおそれがある。[8.4、11.1.5、16.6.2参照]
9.4 生殖能を有する者
妊娠する可能性のある女性には、本剤の投与を開始する前に、本剤が胎児に重篤な悪影響を及ぼす可能性があることを十分に説明すること。本剤投与中及び最終投与後7日間において避妊する必要性及び適切な避妊法について説明すること。また、本剤投与中に妊娠が確認された場合には直ちに投与を中止すること。[9.5参照]
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、投与しないこと。動物実験において、胚・胎児死亡率の増加(ラット及びウサギ)及び催奇形性(ラット及びウサギ)が認められている。ラットでは、外表奇形、内臓奇形及び内臓変異が、ウサギでは、内臓奇形、骨格奇形及び骨格変異がみられている。これらの変化は、臨床用量(2mg)投与時のヒト曝露量の約5倍以上の曝露量で認められている。[2.6、9.4参照]
9.6 授乳婦
授乳しないことが望ましい。動物実験(ラット)において乳汁中に移行する可能性が示唆されている。

2025年8月作成 VEL37P004A
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