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有効性・安全性有効性・安全性トランスサイレチン型心アミロイドーシスビンダケルの国際共同第III相臨床試験海外第Ⅰ相 相対的バイオアベイラビリティ試験:B3461056(海外データ)長期安全性試験(国際共同第Ⅲ相試験):B3461045試験長期継続試験(LTE)中間解析トランスサイレチン型家族性アミロイドポリニューロパチー10年試験における生存に関する中間解析(8.5年)(海外データ)心症状に対するエビデンス(国内を含む海外データ)QOLからみたビンダケルによる治療臨床試験成績 海外第Ⅱ/Ⅲ相試験:Fx-005試験(海外データ)臨床試験成績 海外第Ⅱ/Ⅲ相延長試験:Fx-006試験(海外データ)臨床試験成績 国内第Ⅲ相試験:B3461010試験臨床試験成績 海外第Ⅱ相試験:Fx1A-201試験(海外データ)講演会・動画・資材一覧講演会・動画・資材一覧講演会講演会動画すべての動画Patients Story Bookシリーズ動画日本版Red-flagラジオ相談室ATTR-CM Global MoviesKOLレクチャームービーATTR-CMラジオ資材すべての資材RWEリスト
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心不全症状悪化のために近医から紹介を受けた1例用法・用量薬効・薬理臨床成績特殊な患者への投与安全性・相互作用その他

監修・症例提供:丸子中央病院 内科
小山 潤 先生

[LOGO TO BE UPDATED BY LOCAL MARKET.]
VYNDAQEL (tafamidis) 61 mg is indicated for the treatment of wild-type or hereditary transthyretin amyloidosis in adult patients with cardiomyopathy (ATTR-CM). VYNDAQEL (tafamidis meglumine) 20 mg is indicated for the treatment of transthyretin amyloidosis in adult patients with stage 1 symptomatic polyneuropathy (ATTR-PN) to delay peripheral neurologic impairment. [INDICATION TO BE UPDATED BY LOCAL MARKET.]

※ここでご紹介する症例は臨床症例の一部を紹介したもので、すべての症例が同様な結果を示すわけではありません。
「警告・禁忌を含む注意事項等情報」等は、電子添文をご参照ください。

小山 潤 先生のメッセージ

ビンダケルが承認されたことによって治療の選択肢が増え、これまで以上に野生型ATTR-CMの早期診断が重要になってきました。心不全に潜む心アミロイドーシスを見逃さないためにも、心不全の日常診療において心アミロイドーシスの可能性を考慮して各所見を確認することが重要だと考えています。

本症例は75歳時に心不全症状悪化のため、近医からの紹介で当院を受診しました。当院受診時の所見は血圧121/67mmHgで、高血圧の既往はありませんでした。NT-proBNPは1,900pg/mL台で、心不全の存在が示唆されました。

心不全の原因を探索するための初期検査として以下を実施し、心アミロイドーシスの可能性を疑うべき所見を確認しました。

心電図検査 Loading     心エコー検査 Loading     胸部X線検査 Loading
心電図検査胸部誘導におけるV1~V4R波の増高不良(QSパターン)が認められ、強い心筋障害が疑われたことから、心アミロイドーシスの可能性を疑いました。
図1:心電図
画像提供:丸子中央病院 内科 小山 潤 先生心エコー検査

胸骨左縁長軸像の心エコー図で、左室壁および右室壁の心筋に肥厚が認められ、心アミロイドーシスの可能性を疑いました。

図2:心エコー図(胸骨左縁長軸像)

画像提供:丸子中央病院 内科 小山 潤 先生

また、ドプラ血流波形では、肺静脈血流のS/D比が極めて低値であること(左図)、僧帽弁血流のDT短縮、E波増高とA波低下、E/A≧2の拘束型であること(右図)が示され、左室拡張障害が認められました。また、MモードではFSの低下が認められ、左室の収縮障害が認められました(図なし)。これらの所見から心アミロイドーシスの可能性を疑いました。

図3:心エコー図(ドプラ血流速波形)

画像提供:丸子中央病院 内科 小山 潤 先生

胸部X線検査

胸腰部X線写真において、腰部脊柱管狭窄症の手術痕が認められ、72歳時に手術を実施していることがわかりました。腰部脊柱管狭窄症は心アミロイドーシスによく認められる所見であることが報告されていること1)から、さらに心アミロイドーシスの疑いが強まりました。

図4:胸腰部X線写真
画像提供:丸子中央病院 内科 小山 潤 先生

心アミロイドーシスの可能性を精査するために以下を実施しました。

手根管症候群の既往の確認 Loading 心臓MRI検査 Loading
手根管症候群の既往の確認

手根管症候群の合併や既往は心アミロイドーシスによく認められる特徴であることが報告されていること2,3)から、問診にて手根管症候群の既往を確認したところ、74歳時に両側性の手根管症候群の手術も実施していたことがわかり、さらに心アミロイドーシスの疑いが強まりました。

心臓MRI検査

心アミロイドーシスの可能性を確認するために、心臓MRI検査を実施したところ、心筋の全周性の肥厚と、ガドリニウム遅延造影パターンが認められました。心臓のガドリニウム遅延造影はアミロイド蛋白沈着部位と一致すると考えられていること4)から、心アミロイドーシスの疑いがさらに強まりました。

図5:MRI画像(短軸画像)

画像提供:丸子中央病院 内科 小山 潤 先生

このような経緯から心アミロイドーシスを診断するために信州大学に組織生検、遺伝子検査を依頼しました。
その結果、野生型ATTR-CMと確定診断がつきました。

症例から診る心不全に潜む心アミロイドーシスはこちら Loading

トランスサイレチン型心アミロイドーシスが疑われたら、認定施設までご相談ください。

臨床徴候や検査所見などからトランスサイレチン型心アミロイドーシスが疑われる、あるいはトランスサイレチン型心アミロイドーシスの可能性が否定できない場合は、生検および染色などの専門的な診断が必要となります。日本循環器学会の認定施設への紹介をご検討ください。

日本循環器学会認定
ビンダケル導入施設・医師認定 認定施設・医師一覧
Loading
池田 修一:”老人性全身性アミロイドーシス” 最新アミロイドーシスのすべて −診療ガイドライン2017とQ&A 安東 由喜雄監修 1 医歯薬出版:80, 2017Connors, L. H. et al.:Circulation 133(3):282, 2016Nakagawa, M. et al.:Amyloid 23(1):58, 2016小山 潤ほか:"心アミロイドーシス" 循環器診療 ザ・ベーシック 心筋症 筒井 裕之編 メジカルビュー:82, 2017Donnelly, J. P. et al.:Cleve Clin J Med 84(12 Suppl 3):12, 2017Koyama, J. et al.:Circ J 79(4):721, 2015

ビンダケル®の効能又は効果

4.効能又は効果

  • トランスサイレチン型家族性アミロイドポリニューロパチーの末梢神経障害の進行抑制
  • トランスサイレチン型心アミロイドーシス(野生型及び変異型)

ビンマック®の効能又は効果

4.効能又は効果

トランスサイレチン型心アミロイドーシス(野生型及び変異型)

2023年4月作成 VYN37M003B
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