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お知らせエリア

RA患者さんの治療経過に基づく治療提案 〜MTXで効果不十分な患者さん①〜

「警告・禁忌を含む注意事項等情報」等については、製品情報(電子添文等)をご参照ください。

RA患者に対するTreat to TargetのアプローチおよびMTX効果不十分例を対象とした第Ⅲ相試験ORAL Standard試験の結果についてご紹介します。

監修:広島市立広島市民病院 リウマチ・膠原病科 主任部長 大岩 寛 先生

疾患活動性の評価によって病状を把握し、目標に向けたタイトコントロールにより長期アウトカムを改善するTreat to Target(T2T)のアプローチはRA治療において重要です。
MTX効果不十分例に対するMTX併用でのゼルヤンツの有効性および安全性を検討した第Ⅲ相試験ORAL Standard試験の結果は、MTXで効果不十分な患者さんに対する治療選択肢を検討する際に参考になるかと存じます。

MTXで効果不十分な患者さん

RA治療において、MTXで効果不十分な患者さんに対する治療選択肢を検討する際に、参考となるゼルヤンツの臨床試験の概要と有効性および安全性のデータをご紹介します。

Treat to Target(T2T)2014

目標達成に向けた治療(T2T)は、日常診療において治療目標を明確にし、目標達成のために患者との協働的意思決定のもと戦略的に治療アプローチを展開していくという概念が示されています。
基本的な考え方は、疾患活動性の評価によって病状を把握し、寛解や低疾患活動性の目標に向けたタイトコントロールにより長期アウトカムを改善するという考え方が示されています。
リコメンデーションは、治療目標、評価、治療選択に関連する個々のステートメントが示されています。

基本的な考え方は以下です。

関節リウマチの治療は、患者とリウマチ医の合意に基づいて行われるべきである。関節リウマチの主要な治療ゴールは、症状のコントロール、関節破壊などの構造的変化の抑制、身体機能の正常化、社会や仕事に関連した活動への参加を通じて、患者の長期的QOLを最大限まで改善することである。炎症を取り除くことが、治療ゴールを達成するために最も重要である。疾患活動性の評価とそれに基づく治療の適正化による「目標達成に向けた治療(treat to target)」は、関節リウマチのアウトカム改善に最も効果的である。

リコメンデーションは以下です。

関節リウマチ治療の目標は、まず臨床的寛解を達成することである。臨床的寛解とは、疾患活動性による臨床症状・特徴が消失した状態と定義する。寛解を明確な治療目標とすべきであるが、特に長期罹患患者は低疾患活動性が当面の目標となり得る。日常診療における治療方針の決定には、関節所見を含む総合的疾患活動性指標を用いて評価する必要がある。疾患活動性指標や治療目標の選択は、合併症、患者要因、薬剤関連リスクなどを考慮すべきである。疾患活動性の評価は、中~高疾患活動性の患者では毎月、低疾患活動性または寛解が維持されている患者では6ヵ月ごとに、定期的に実施し記録しなければならない。治療方針の決定には、総合的疾患活動性の評価に加え関節破壊などの構造的変化、身体機能障害および合併症もあわせて考慮すべきである。治療目標が達成されるまで、薬物治療は少なくとも3ヵ月ごとに見直すべきである。設定した治療目標は、疾病の全経過を通じて維持すべきである。リウマチ医は、目標達成するために、目標と治療戦略の設定を患者を含め行うべきである。
おもな第Ⅲ相試験よび長期投与試験

ゼルヤンツは単剤およびMTXまたはDMARD併用の臨床試験において、MTX、DMARD、TNF阻害剤効果不十分例に対する有効性・安全性が検討されています。

ORAL Standard試験:MTX効果不十分例に対するMTX併用の有効性と安全性

ORAL Standard試験は、MTXで効果不十分の活動性RA 患者717例を対象とした海外における多施設共同試験です。

ORAL Standard試験:患者背景

ORAL Standard試験におけるベースライン時の患者背景はこのようになっています。

ORAL Standard試験:臨床症状の改善効果

主要評価項目である投与6ヵ月時のACR20改善率は、プラセボ(MTX単剤)群28.3%に対し、ゼルヤンツ5mg1日2回群51.5%と有意な差を示しました(p<0.001、二項正規近似)。

【補足】

ゼルヤンツ10mg1日2回+MTX群の結果は承認外用量であるため、またアダリムマブ40mg隔週+MTX群の結果は参照群であるため図示していません。

ORAL Standard試験:身体機能の改善効果

主要評価項目である投与3ヵ月時のHAQ-DIスコアのベースラインからの平均変化量は、プラセボ(MTX単剤)群-0.24に対し、ゼルヤンツ5mg1日2回群-0.55と有意な差を示しました(p<0.001、反復測定混合効果モデル)。

【補足】

ゼルヤンツ10mg1日2回+MTX群の結果は承認外用量であるため、またアダリムマブ40mg隔週+MTX群の結果は参照群であるため図示していません。

ORAL Standard試験:疾患活動性の改善効果

主要評価項目である投与6ヵ月時のDAS28-4(ESR)<2.6達成率は、プラセボ(MTX単剤)群1.1%に対し、ゼルヤンツ5mg1日2回群6.2%と有意な差を示しました(p<0.05、二項正規近似)。

【補足】

ゼルヤンツ10mg1日2回+MTX群の結果は承認外用量であるため、またアダリムマブ40mg隔週+MTX群の結果は参照群であるため図示していません。

ORAL Standard試験:患者による痛み評価

副次評価項目であるPain VASのベースラインからの平均変化量は、投与1、3、6ヵ月時において、プラセボ(MTX単剤)群に対し、ゼルヤンツ5mg1日2回群で有意な差を示しました(いずれもp<0.0001、反復測定混合効果モデル、投与3月時のPain VASのベースラインからの平均変化量はプラセボ(MTX単剤)群-9.50、ゼルヤンツ5mg1日2回群-26.74、投与1、6ヵ月時の数値は引用文献に記載がありませんでした)。

【補足】

ゼルヤンツ10mg1日2回+MTX群の結果は承認外用量であるため、またアダリムマブ40mg隔週+MTX群の結果は参照群であるため図示していません。

〈参考情報〉ORAL Standard試験:倦怠感に及ぼす影響

参考情報である副次評価項目における倦怠感(FACIT-F)スコアのベースラインからの平均変化量は、投与1、3、6ヵ月時において、プラセボ(MTX単剤)群に対し、ゼルヤンツ5mg1日2回群で有意な差を示しました(投与1ヵ月時p≦0.05、投与3、6ヵ月時p<0.0001、反復測定混合効果モデル、投与3ヵ月時のFACIT-Fスコアのベースラインからの平均変化量はプラセボ(MTX単剤)群1.57、ゼルヤンツ5mg1日2回群5.85、投与1、6ヵ月時の数値は引用文献に記載がありませんでした)。

【補足】

ゼルヤンツ10mg1日2回+MTX群の結果は承認外用量であるため、またアダリムマブ40mg隔週+MTX群の結果は参照群であるため図示していません。

ORAL Standard試験:安全性

投与開始から3ヵ月時までの因果関係を問わないおもな有害事象は、ゼルヤンツ5mg 1日2回群では上気道感染症9例(4.4%)、頭痛8例(3.9%)、鼻咽頭炎8例(3.9%)、ゼルヤンツ10mg 1日2回群では上気道感染症7例(3.5%)、頭痛6例(3.0%)、帯状疱疹6例(3.0%)であり、アダリムマブ群では上気道感染症7例(3.4%)、鼻咽頭炎7例(3.4%)、尿路感染症7例(3.4%)、プラセボ群では咳3 例(2.8%)、頭痛2 例(1.9%)、胃腸障害2 例(1.9%)、高血圧2 例(1.9%)等でした。
投与開始から3ヵ月の重篤な有害事象は、ゼルヤンツ5mg 1日2回群で12 例(5.9%)、ゼルヤンツ10mg 1日2回群で10 例(5.0%)、アダリムマブ群で5例(2.5%)、プラセボ群で2例(1.9%)でした。
投与開始から3ヵ月の有害事象による中止は、ゼルヤンツ5mg 1日2回群で14例(6.9%)、ゼルヤンツ10mg 1日2回群で10例(5.0%)、アダリムマブ群で10例(4.9%)、プラセボ群で3例(2.8%)でした。
試験期間中にゼルヤンツ5mg 1日2回群、アダリムマブ群で各1例の死亡が報告されました。
※引用文献に重篤な有害事象、有害事象による中止の事象名の記載はありませんでした。

【補足】

表下の安全性の記載は因果関係を否定できない有害事象です。

ゼルヤンツは、MTX効果不十分例において、MTX併用で臨床症状、身体機能、疾患活動性の改善が認められています。

 関節リウマチ診療ガイドライン2020
〜関節リウマチ治療のTreat to Target〜
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 RA患者さんの治療経過に基づく治療提案
〜MTXで効果不十分な患者さん②〜
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有効性・安全性|リウマチ
2023年4月作成 XEL37N001A
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