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海外第相Responder re-randomization試験:
ENLIGHT試験(検証試験)(海外データ)

導入療法12週間、維持療法40週間のResponder re-randomization試験
Wu, K. et al.:Lancet Gastroenterol Hepatol 10(12):1089, 2025
試験概要Loading 患者背景Loading 導入療法期の有効性Loading 維持療法期の有効性Loading 安全性Loading
■ 安全性 有害事象の概要[安全性評価項目]

有害事象の発現頻度は、導入療法期ではプラセボ群54%(61/112例)、ベルスピティ群67%(153/228例)、維持療法期でプラセボ群72%(58/81例)、ベルスピティ群79%(61/77例)であった。

重篤な有害事象は、導入療法期ではプラセボ群5例(4%)、ベルスピティ群9例(4%)、維持療法期ではプラセボ群7例(9%)、ベルスピティ群6例(8%)に認められた。重篤な有害事象の内訳は論文中に記載がなかった。

投与中止に至った有害事象は、導入療法期でプラセボ群4例(4%)、ベルスピティ群5例(2%)、維持療法期でプラセボ群1例(1%)、ベルスピティ群1例(1%)に認められた。投与中止に至った有害事象の内訳は論文中に記載がなかった。

本試験において、死亡に至った有害事象は認められなかった。

有害事象の発現状況
(安全性解析対象集団)
例数(%)
有害事象はすべてTEAE(試験治療下で発現した有害事象)を示す。
心血管系事象(徐脈、房室伝導遅延、高血圧)、黄斑浮腫、肺障害(気流閉塞[FEV1、FVC]、ガス交換減少[DLCO])、感染症(重症感染症、日和見感染症[狭義]、単純ヘルペス及び帯状疱疹)、肝障害(肝トランスアミナーゼ上昇、ビリルビン上昇)、可逆性後白質脳症症候群(PRES)、悪性腫瘍
 主な有害事象[安全性評価項目]

導入療法期における主な有害事象(いずれかの投与群で5%以上)は、プラセボ群で尿蛋白及び貧血各6%(7/112例)、潰瘍性大腸炎の悪化5%(6/112例)、ベルスピティ群でALT増加10%(22/228例)、上気道感染9%(20/228例)、洞性徐脈8%(18/228例)、AST増加7%(17/228例)、肝機能異常及びGGT増加各6%(13/228例)であった。

維持療法期における主な有害事象(いずれかの投与群で5%以上)は、プラセボ群で上気道感染17%(14/81例)、COVID-19 12%(10/81例)、AST増加5%(4/81例)、ベルスピティ群で上気道感染18%(14/77例)、ALT増加14%(11/77例)、AST増加及びGGT増加各9%(7/77例)、COVID-19 8%(6/77例)、貧血、潰瘍性大腸炎の悪化、活性化部分トロンボプラスチン時間延長及び高血圧各5%(4/77例)であった。

主な有害事象(いずれかの投与群で5%以上)
(安全性解析対象集団)
例数(%)
MedDRA v25.1
空白のセルは、有害事象が導入療法期又は維持療法期の患者全体の5%未満において発生した可能性があることを示す。
GGT:ガンマグルタミルトランスフェラーゼ
 特に注目すべき有害事象[安全性評価項目]

心血管系事象は、導入療法期ではプラセボ群で1%、ベルスピティ群で3%、維持療法期ではベルスピティ群で4%に認められた。
導入療法期では、房室伝導遅延がベルスピティ群で2%、高血圧がプラセボ群及びベルスピティ群で各1%、徐脈がベルスピティ群で1%に認められた。
維持療法期では、房室伝導遅延がベルスピティ群で1%、高血圧がベルスピティ群で3%に認められ、徐脈はいずれの群でも認められなかった。

肝障害は、導入療法期ではベルスピティ群で2%に認められ、維持療法期ではいずれの群でも認められなかった。
導入療法期では、肝トランスアミナーゼ上昇がベルスピティ群で2%に認められ、ビリルビン上昇はいずれの群でも認められなかった。

感染症は、導入療法期ではプラセボ群で1%、ベルスピティ群で1%未満、維持療法期ではプラセボ群で1%、ベルスピティ群で3%に認められた。
導入療法期では、単純ヘルペス及び帯状疱疹がプラセボ群で1%、ベルスピティ群で1%未満に認められ、日和見感染症及び重症感染症はいずれの群でも認められなかった。
維持療法期では、単純ヘルペス及び帯状疱疹がベルスピティ群で1%、重症感染症がプラセボ群及びベルスピティ群で各1%に認められ、日和見感染症はいずれの群でも認められなかった。

黄斑浮腫、悪性腫瘍、PRES、肺障害は、導入療法期及び維持療法期においていずれの群でも認められなかった。

特に注目すべき有害事象の発現状況
(安全性解析対象集団)
例数(%)
MedDRA v25.1
FEV1:1秒間の努力呼気量、FVC:努力性肺活量、DLCO:肺拡散能検査
 重症度別の有害事象[安全性評価項目]

グレード3の有害事象は、導入療法期ではプラセボ群で6%(7/112例)、ベルスピティ群で4%(10/228例)、維持療法期ではプラセボ群で14%(11/81例)、ベルスピティ群で10%(8/77例)に認められた。

グレード4又は5の有害事象は、導入療法期及び維持療法期において、いずれの群でも認められなかった。

重症度別の有害事象の発現状況
(安全性解析対象集団)
例数(%)

有害事象のグレードについて

有害事象共通用語規準(CTCAE)バージョン5.0(CTCAE v5.0)では、有害事象のグレードは重症度を意味する。グレード1~5は以下の原則に従って定義され、各有害事象の重症度が個別に設定されている。

グレード1 軽症; 症状がない、又は軽度の症状がある; 臨床所見又は検査所見のみ; 治療を要さない
グレード2 中等症; 最小限/局所的/非侵襲的治療を要する; 年齢相応の身の回り以外の日常生活動作の制限
グレード3 重症又は医学的に重大であるが、ただちに生命を脅かすものではない; 入院又は入院期間の延長を要する; 身の回りの日常生活動作の制限**
グレード4 生命を脅かす; 緊急処置を要する
グレード5 有害事象による死亡

グレードの説明文中のセミコロン(;)は「又は」を意味する。

日常生活動作 Activities of Daily Living(ADL)身の回り以外の日常生活動作(instrumental ADL)とは、食事の準備、日用品や衣服の買い物、電話の使用、金銭の管理などをさす。身の回りの日常生活動作(self care ADL)とは、入浴、着衣・脱衣、食事の摂取、トイレの使用、薬の内服が可能で、寝たきりではない状態をさす。
有害事象共通用語規準 v5.0 日本語訳JCOG版(略称:CTCAE v5.0 - JCOG)
維持療法期の有効性Loading海外第相Responder re-randomization試験:
ENLIGHT試験(検証試験)(海外データ)導入療法12週間、維持療法40週間のResponder re-randomization試験
2026年5月作成 VEL39Q001A
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