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ORAL Studyシリーズ
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主要評価項目である6ヵ月時のACR50改善率は、ゼルヤンツ単剤群38%(147/384例)、ゼルヤンツ+MTX群46%(173/376例)およびアダリムマブ+MTX群44%(169/386例)でした。この改善率は、12ヵ月時(その他の評価項目)まで維持されました。また、副次評価項目であるACR20、70改善率についても、ACR50改善率と同様の傾向を示しました。
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非劣性マージンを-13%に設定し、3群の6ヵ月時のACR50改善率(主要評価項目)について非劣性を検証したところ、ゼルヤンツ+MTX群はアダリムマブ+MTX群に対し非劣性であることが検証されました。なお、ゼルヤンツ単剤群の主要評価項目は統計的にはいずれの群に対しても非劣性は検証されませんでした。
Food and Drug Administration(FDA):Non-Inferiority Clinical Trials to Establish Effectiveness. Nov, 2016
https://www.fda.gov/downloads/Drugs/Guidances/UCM202140.pdf (2020/2/4参照)より作成
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SDAI評価による6ヵ月時の低疾患活動性達成率(副次評価項目)は、ゼルヤンツ+MTX群50%(187/376例)、アダリムマブ+MTX群47%(182/386例)、ゼルヤンツ単剤群43%(167/384例)でした。これらの結果は、12ヵ月時(その他の評価項目)においても維持されました。
SDAI評価による6ヵ月時の寛解達成率(副次評価項目)は、ゼルヤンツ+MTX群13%(50/376例)、アダリムマブ+MTX群13%(50/386例)、ゼルヤンツ単剤群10%(38/384例)でした。これらの結果は、12ヵ月時(その他の評価項目)においても維持されました。他の指標(DAS28-4[ESR/CRP]、CDAI、ACR-EULAR Boolean Criteria)による評価(副次評価項目)においても同様の傾向を示しました。
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副次評価項目である6ヵ月時にHAQ-DIスコアのベースラインからの平均変化量が-0.22以上の臨床的意義のある改善を認めた患者の割合は、ゼルヤンツ単剤群66%(254/384例)、ゼルヤンツ+MTX群70%(264/376例)、アダリムマブ+MTX群67%(260/386例)でした。同様の改善率を12ヵ月時(その他の評価項目)も維持しました。
併用薬のMTXは各地域の規制で定められた用法・用量によるもので、本邦での承認用法・用量とは異なります。
本邦におけるMTXの承認用法・用量(関節リウマチ)
通常、1週間単位の投与量をメトトレキサートとして6mgとし、1週間単位の投与量を1回又は2〜3回に分割して経口投与する。分割して投与する場合、初日から2日目にかけて12時間間隔で投与する。1回又は2回分割投与の場合は残りの6日間、3回分割投与の場合は残りの5日間は休薬する。これを1週間ごとに繰り返す。なお、患者の年齢、症状、忍容性及び本剤に対する反応等に応じて適宜増減するが、1週間単位の投与量として16mgを超えないようにする。
本コンテンツは、日本国内の医療・医薬関係者を対象に、日本国内で医療用医薬品を適正にご使用いただくため、日本国内の承認に基づき作成されています。日本の医療機関・医療提供施設等に所属し、医療行為に携っている方を対象としており、日本国外の医療関係者、一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
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